キム・スヒョンの質問NG会見、過去事例に見る反発リスク 「中途半端になりかねない」と懸念のワケ

2025年03月31日 話題

“未成年者との交際疑惑”で批判を集める俳優キム・スヒョンの「質問NG会見」に、「中途半端な記者会見になりかねない」との懸念が示されている。

【キス写真】キム・スヒョン、未成年と交際疑惑

キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは本日(3月31日)16時30分より、ソウル某所で緊急記者会見を実施する。

同会見にはキム・スヒョン本人と、ゴールドメダリストの法律代理人を務める法務法人LKB&パートナーズのキム・ジョンボク弁護士が出席する。

ただ、事務所は「予め了解いただきたいお伝えごととして、声明表明以外に別途の質疑応答の時間はない点について、深い了解をお願いしたい」とし、報道陣との質疑応答を行わないことを伝えた。会見ではキム・スヒョンとキム・ジョンボク弁護士による声明の発表のみ行われる。

もっとも、キム・スヒョンは現在、24歳の若さで突然この世を去った女優キム・セロンさんと、彼女が未成年だった頃から交際した疑惑が浮上した状況だ。そんななかで「質疑応答NG」という記者会見を開いたとして、世間の疑いの目を完全に払しょくできるのかと懐疑的な見方がなされている。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

過去の「質問NG会見」事例は?

芸能界において、俳優など有名人の事件やスキャンダルが発覚した際に緊急会見が開かれるケースは決して珍しくない。

だが、報道陣との質疑応答が行われない会見は異例だ。

キム・スヒョンと同じ「質問NG会見」を実施した数少ない前例には、歌手チョン・ジュニョンや元東方神起、JYJのパク・ユチョンが挙げられる。

チョン・ジュニョンは2016年、女性の身体の一部を違法に撮影した疑いで訴えられた事実が発覚して物議を醸すと、緊急で記者会見を開いた。

当時の会見では疑惑を否定しつつ謝罪を述べたが、報道陣の質問には「事件が捜査中だ」という理由で受け付けなかった。

同事件は最終的に嫌疑なしとなったが、2019年に韓国社会を震撼とさせた「バーニング・サン事件」に元BIGBANG・V.Iらとともに中心人物として関与したことで再び物議を醸した。

結局、2016年に泥酔した女性を集団で性的暴行し、その様子を盗撮・流出した容疑で、2020年5月の二審で懲役5年を言い渡された。ただ、現在は服役して昨年3月に満期出所している。

チョン・ジュニョン
(写真提供=OSEN)チョン・ジュニョン

パク・ユチョンも2019年4月、麻薬使用疑惑が浮上したことで緊急会見を実施した。

当時、パク・ユチョンは麻薬使用疑惑の“芸能人A氏”として自身が取り上げられると、会見を通じて自ら「決して麻薬をしていない」と釈明した。ただ、彼も報道陣の質問には一切応じず、自分の声明だけを発表して会見を終えた。

しかしその後、警察の捜査によってパク・ユチョンの麻薬使用が事実と判明。懲役10カ月、執行猶予2年を言い渡されたことで、「偽りの会見を開いた」と世論から大きな非難を浴びた。

ユチョン
(写真提供=OSEN)パク・ユチョン

このように、質疑応答のない会見はかえって世論の反発を招く結果となりかねない。報道陣の質問を受け付けないのであれば、キム・スヒョンには自身を取り巻く疑惑に対する誠実なコメントが求められる。

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。

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