突然この世を去った韓国の男性歌手フィソンさんの解剖結果が伝えられた。
警察庁関係者は3月31日、ソウル西大門区(ソデムング)の警察庁で開いた記者懇談会で、国立科学捜査研究院からフィソンさんの剖検結果を受け取ったことを明らかにした。
国立科学捜査研究院がフィソンさんの解剖を行った結果、現時点で犯罪の疑いは確認されていないという。
国家捜査本部の関係者は、故人の名誉や遺族の二次被害を考慮し、具体的な内容について申し上げることが難しい点を説明した。
国立科学捜査研究院は今月12日に発表した一次解剖結果で、「原因がわからない」という所見を警察に伝えていた。
フィソンさんは3月10日、自宅マンションで心肺停止状態で発見され、その場で死亡が確認された。43歳だった。当時、周辺には注射器が落ちていたと伝えられている。
1982年2月5日生まれのフィソンさんは、2002年に1stアルバム『Like a Movie』で正式デビューした後、感情豊かな歌唱スタイルで2000年代のR&Bブームをけん引した。主なヒット曲には『Can't We』『The day we met again』『Incurable Disease』『A year gone by』『Even thought of marriage』などがある。
また、作詞家として数々の名曲にも携わっており、TWICEの『Dance The Night Away』、東方神起の『Paradise』、BoAの『I'm Ok』、SHINeeの『One For Me』、少女時代の『My Best Friend』、SUPER JUNIORの『Love Disease』、ユンナの『Password 486』、元少女時代・ジェシカの『Sweet Delight』、SHINee・ジョンヒョンさんの『Hallelujah』、T-ARAの『I Go Crazy Because of You』などの作詞を手掛けた。
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