生前、ガールズグループf(x)のメンバーとして活動していたソルリさん。その実兄によるSNS投稿が、再び注目を集めている。
ソルリさんの兄・チェ氏は3月27日、自身のSNSに「サディスト」という単語だけを投稿。前後の文脈が一切ない唐突な内容に、コメント欄には「一体何を意味しているの?」「誰のこと?」「主語は?」といった反応が相次いだ。
これに対してチェ氏は、特定の人物を名指しすることは避けたものの、「リアル?」という質問には「リアルでサディストだ」と返答。投稿の真意をめぐって、憶測が広がっている。
チェ氏はその数日前の21日にも、次のような意味深な内容を投稿していた。
「キム氏には言いたいことがたくさんあるが言えない。高いところから落ちるかもしれないから、しっかり捕まっておけ」
この“キム氏”が、現在さまざまな疑惑の渦中にある俳優キム・スヒョンを指しているのではないかと一部で推測され、ファンからは批判の声も上がった。すると翌22日、チェ氏はこれに反論するように、次のような投稿を行った。
「“スヒョン”という名前は一言も出していないのに、ファンだという人たちが群がってきて…君たちも“事実確認ができなくて”しんどいんだろう?俺なんか何年も“確認ができないまま”生きている。“仕方なかったんだろう”って言葉一つで、どうにか生きている。正気を保つのに、それなりに役に立っている」
さらに23日には、「俺の人生も、お前の人生も、みんなの人生が“リアル”だ」と投稿。ソルリさんとキム・スヒョンが共演した映画『リアル』(17)を連想させる言葉に、再び注目が集まった。
ソルリさんが亡くなったのは2019年。映画『リアル』は彼女がキム・スヒョンと共演した唯一の作品であり、彼の入隊前最後の出演作でもある。監督は、現在キム・スヒョンが所属する事務所「ゴールドメダリスト」の創設メンバー、イ・サラン氏が務めた。同作はソルリさんの体当たりの演技が話題となった一方で、作品そのものは酷評された。
現在キム・スヒョンは、2月に亡くなった女優キム・セロンと“未成年当時に交際していたのではないか”といった疑惑に加え、遺族側との対立や暴露の応酬に巻き込まれている最中だ。そんな中で続いたチェ氏の一連の投稿は、新たな波紋を呼んでいる。
前へ
次へ