韓国で『名探偵コナン』『クレヨンしんちゃん』など多数のアニメ作品に出演した若手男性声優がこの世を去って1年が経った。
声優のイ・ウリさんは2024年3月14日にこの世を去った。24歳だった。
イ・ウリさんの悲報は翌日に伝えられた。
同期声優のイ・ダルレは、自身のSNSを通じて「謹んで故人の冥福を祈ります。私たちTOONVOICE11期の大切な末っ子である故イ・ウリ声優が、3月14日に亡くなったことをお知らせする。突然の残念な悲報に、声優および関係者の皆が悲しみを隠すことは難しい。遺族の要請により、普段からファンを大切にし、愛していた故人の最後の便りを伝える」と明らかにした。
なお、死因については明かされていない。
2000年2月8日生まれのイ・ウリさんは、2021年にCJ ENM声優劇会「TOONVOICE」の11期専属声優としてデビュー。韓国国内で『名探偵コナン』の赤井秀一の幼少期役をはじめ、『クレヨンしんちゃん』『スポンジ・ボブ』など多数のアニメ作品に出演した。
アニメ映画でも、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦』などの作品に出演した。
また、『原神』のセノ役をはじめ、『クッキーラン:キングダム』『スマッシュレジェンド』『アラド戦記』『ファイナルファンタジーXIV』などのゲームでも声優を務めた。
イ・ウリさんの悲報は、彼が「TOONVOICE」専属声優からフリーランスに転向する直前に伝えられた点でも惜しまれた。
先輩声優のナム・ドヒョンは「ありがとう、心から」というコメントで追悼し、『原神』北米版声優のアレハンドロ・サーブも「とても悲しい」と故人を偲んだ。
『原神』は公式SNSを通じて、「セノに美しい声を溶かしてくださった声優さんに心からの感謝の挨拶を伝えます。イ・ウリ声優を称え、謹んで故人の冥福を祈ります」と追悼文を公開していた。
(記事提供=OSEN)
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