歌手のKCMが、自身が経営する飲食店を臨時休業すると発表した。
間近に迫ったコンサートで共演予定だったフィソンさんの訃報を受け、深い悲しみに包まれているのではないかと心配の声が広がっている。
3月11日、KCMはインスタグラムで「本日は休業します。ご来店の際はご参考ください」との案内を投稿。彼が済州島(チェジュド)で経営している刺身店は、釣り好きで知られるKCMならではのこだわりが詰まった店として人気を集めているだけに、突然の休業にその背景が注目を集めた。
KCMとフィソンは3月15日に大邱(テグ)で「フィソン×KCMコンサート in 大邱」を開催する予定だった。しかし、フィソンさんは昨夜、ソウルの自宅で心配停止状態で発見され、そのまま死亡が確認された。突然の訃報に遺族はもちろん、業界関係者やファンからも深い悲しみの声が上がっている。
特にKCMはフィソンと親交が深く、今回のコンサートも2人の共演を楽しみにしていたファンが多かっただけに、その衝撃は計り知れない。ほかにもフィソンさんは、23日に光州で「フィソン・ホワイトデーコンサート」を開催する予定だったが、こちらも叶わぬものとなった。
現在、フィソンさんの葬儀の詳細は決まっていない。突然の訃報により、遺族は大きな衝撃を受けており、心を落ち着かせたあとに葬儀の手続きを進める予定だという。所属事務所は「遺族の意向に従い、葬儀は家族や親族、親しい関係者のみが参列する形で静かに執り行う」と発表している。
フィソンさんは2002年に1stアルバム『Like A Movie』でデビューし、数々のヒット曲を生み出した。韓国を代表する男性ソロ歌手として確固たる地位を築いてきたが、あまりにも早い別れとなってしまった。
今回のKCMの休業がフィソンの死と直接関係があるかは明言されていないが、彼の突然の別れに心を痛めているのは間違いないだろう。遺族のみならず、多くの人たちが悲しみに暮れている。
(記事提供=OSEN)
【相談窓口】
一般社団法人日本いのちの電話連盟(電話、メール相談可能)
TEL:0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
前へ
次へ