過去に薬物使用で物議を醸し、昨年には整形疑惑も浮上した韓国の男性歌手フィソンが近況を公開した。
フィソンは3月6日、自身のインスタグラムを通じて「全部終わり。3月15日に会いましょう」と綴られた1枚の写真を投稿した。
公開されたのはフィソンの自撮り写真だ。何気ない表情でカメラを見つめながらも、シャープな顎のラインが際立つ一枚となっている。
フィソンは昨年8月、インスタグラムで公開した自撮り写真によって「整形説」と「健康異常説」が同時に浮上した。当時の写真は今回と比べても顔がむくみ、目つきも違っているように見えたことから、「昔と顔が違う」として注目を集めた。
ただ当時、フィソンの側近は「少し太っただけ。ダイエットをしながら体重を減らしている」と疑惑を否定。以降、フィソン本人もダイエット中の近況をインスタグラムで公開していた。
なお、フィソンは1982年2月5日生まれの43歳で、2002年に1stアルバム『Like A Movie』で歌手デビュー。『Incurable Disease』『Can't We』などのヒット曲で人気を集めた。
しかし、2019年9月から11月にかけて、数回にわたって向精神性睡眠麻酔剤のプロポフォールを常習投薬した疑い（麻薬類管理法違反）で起訴され、2021年10月の控訴審で一審と同じ懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。2020年4月に放送されたニュース番組では、フィソンと男性の薬物取引の瞬間を収めた監視カメラ映像が公開され、物議を醸したこともある。
その後、しばらく芸能活動を中断したフィソンだが、2022年末のデビュー20周年記念コンサートを皮切りに活動を再開。今年2月にはソウルファッションウィークに参加し、来る3月15日には大邱（テグ）で「フィソン X KCMコンサート in大邱」を実施予定と、活発な活動を続けている。
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