小平奈緒の親友としても知られる元スピードスケート韓国代表のイ・サンファを妻に持つ、タレントのカンナムが韓国に帰化して1年。“韓国人”としての食文化体験が話題となっている。
2月28日21時10分より韓国で放送されるリアルグルメバラエティ『チョン・ヒョンム計画2』(MBN・チャンネルS)第19回では、MCのチョン・ヒョンム、ユーチューバーのクァクチューブ(クァク・ジュンビン)、そして“食いしん坊仲間”カンナムが、韓国・安東(アンドン)で繰り広げるグルメ旅が放送される。
この日、チョン・ヒョンムとクァクチューブは、安東市場の名物店で「ソンジクッパ(牛の血入りスープ)」を堪能。そこにカンナムが合流し、「安東に来たらやっぱり塩サバかスープ系が食べたくなる」と期待を膨らませる。
するとチョン・ヒョンムが、「じゃあククシを食べよう!安東のククシは気になるよね?」と提案。しかし、カンナムは「ククシって何?初めて聞いた」と困惑するのだった。
実はククシとはククス(=麺)のこと。安東地方の方言でククシとなるのだ。チョン・ヒョンムは、「日本人って麺にこだわるじゃん…あ、でももう君は韓国人だったね?」と冗談を飛ばす。
するとカンナムは「韓国人になって1年!もう日本のパスポートはないし、日韓は二重国籍ができないからね」と告白。さらに「実は帰化して一番嬉しかったことがあるんだけど…」と意味深な発言をし、興味を引く。
その後、3人は安東のククシ専門店に向かうが、予想外の展開が待っていた。なんと、店の外観を見ただけでチョン・ヒョンムが「ここ、撮影OK出ないかも…」と不安に。その予感は的中し、店主が「撮影はダメ。帰ってくれ」と一蹴される事態となる。
この突然の“門前払い”にカンナムは、「こんなに寂しい撮影は初めて…」とショックを受けた。
しかし、その後、30年の伝統を誇る安東の老舗専門店に入店成功。手打ち麺料理を注文し、いざ実食へ。食べる前に、カンナムは「ククシっていう料理があるなんて知らなかった」と正直に告白すると、チョン・ヒョンムが「韓国人なのにそれはヤバいでしょ!」と突っ込む。
しかし、カンナムは負けじと「じゃあ、帰化試験の問題出すから答えてみて?」と逆襲。チョン・ヒョンムはしばらく考えた後、「ヒントくれない?」とまさかのギブアップ宣言。
するとカンナムは、「日本出身の俺にヒントを求めるの?アナウンサーなら知ってなきゃダメでしょ?」とドヤ顔で応戦!さらに、クァクチューブが先に正解を答えると、チョン・ヒョンムがこっそり「俺が答えたことにして!」と横取り工作し、スタジオは爆笑の渦に。こうして笑いの絶えない爆食旅となった。
カンナム&チョン・ヒョンム&クァクチューブの“安東グルメ大冒険”は、2月28日21時10分放送の『チョン・ヒョンム計画2』第19回で描かれる。
(記事提供=OSEN)
◇カンナム プロフィール
1987年3月23日生まれ、日本名は滑川康男(なめかわ・やすお)。韓国人の母と日本人の父を持ち、2011年にアイドルグループ「M.I.B」のメンバーとして韓国デビュー。日本国籍でありながらも流暢な韓国語や韓国への愛情を見せ、人気を集めた。2019年10月には元韓国代表のスピードスケート選手イ・サンファと結婚。2人の結婚式では、イ・サンファの生涯のライバルであり、親友でもあった日本の小平奈緒が韓国語で結婚を祝うメッセージを送り話題となった。2021年10月には自身のYouTubeチャンネルで「カンナムが日本国籍を放棄します」という旨の動画を公開。同年12月13日にはインスタグラムを通じて、韓国への帰化試験合格を伝えた。
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