大学卒業後に大韓航空の乗務員を務め、1992年のミス・コリアを経て女優デビューを果たしたイ・スンヨン。1996年に韓国で放送され、後に日本でも公開されたドラマ『初恋』ではヒロイン役として俳優ペ・ヨンジュンらと共演し、一躍国民的人気を誇る女優に浮上。MCとしても優れた進行力を発揮し、お茶の間の人気者として一世を風靡した。
しかし、近年は過去に“慰安婦題材の写真集”や“プロポフォール投薬”で物議を醸した。そんな彼女が相次いで残念な近況を伝えた。失踪説に続き、今回はSNSのなりすまし被害に遭った。
イ・スンヨンは2月23日夜、自身のSNSに「通報を受けた」として写真を公開した。その写真には、彼女のSNSアカウントを模倣したなりすましアカウントのプロフィールが写っていた。
さらに彼女は「またなりすましアカウントがグループチャットを作ろうとしている」とし、「すでに通報したので、被害に遭わないように気をつけてください。招待のDMが届いたら手間をかけますが、通報をお願いします」と呼びかけた。
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イ・スンヨンがなりすまし被害に遭うのは今回が初めてではない。
2021年にも「誰かが私のアカウントをなりすましている」とし、「通報はしたけれど、一体なぜこんなことをするのか」とため息をついていた。
そして「もしこうしたアカウントを見かけたら、通報をお願いします」と付け加えた。当時のなりすましアカウントには「以前のアカウントがハッキングされました。これは私の新しいアカウントです」と書かれており、一部のフォロワーが混乱する事態となった。
イ・スンヨンは今年の初め、失踪説にも巻き込まれた。彼女は「本当に久しぶりに近況を伝えます。私は静かに元気に過ごしています。オークル（鍋）を買い直して、ニンジンを蒸したり、卵を茹でたり、カボチャを蒸したり、サツマイモを蒸したり、ヨーグルトを飲みながら、また蒸したり茹でたりしています」と近況を報告した。
続けて「スローエイジング（老化を遅らせること）の勉強もしています。体の勉強、心の勉強、本を読んだり、食べ物を作ったり、食生活について学びながら、健康的に生きる方法を身につけているところです。今は質素に食べ、質素に考えて生きています」と語った。
さらに、「明日から寒波注意報が出ています。しっかり暖かくしてお過ごしください」と呼びかけ、「健康は何よりも最優先です」とファンに向けてメッセージを送り、失踪説を払拭する形となった。
その後、2月22日には「済州島では本土の人が訪れるたびに、天気が荒れると言われています。人生にも思いがけない訪問者のように、荒れた時期を過ごさなければならないことがあります。でも、お互いに支え合い、慰め合いながら耐えていけば、いつの間にかまるで何事もなかったかのように、輝く太陽が再び輝く日が来るでしょう」と綴った。
続けて、「今日は『お父さんと私』シーズン2の初収録でした。久しぶりに家族に会えてとても嬉しかったです。そして新しく家族になった皆さんも、心から歓迎します。みんなで素敵な物語を紡いでいきましょう」と付け加えた。
イ・スンヨンはこれまで番組を通じて自身の家庭事情を初めて明かし、実母と父親の再会を自ら仲介するなどの努力を見せ、視聴者の心を打ったことがある。
イ・スンヨンは1992年にミスコリアで「美」に選ばれデビューし、2007年には2歳年下の夫と結婚、娘をもうけている。
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