BTS(防弾少年団)の“韓服スーツ”をデザインしたキム・リウルさんの訃報に、多くの悲しみの声が上がっている。
韓国・全北(チョンブク)南原(ナムウォン)警察署によると、2月11日21時頃、南原市内のマンションでキム・リウルさんが亡くなった状態で発見されたという。警察は現在、詳しい死亡経緯を調査している。享年31歳。
生前、キム・リウルさんはBTSをはじめ、歌手のZICO(ジコ)、韓国女子バレーボール代表のキム・ヨンギョン、さらには大統領候補の韓服スーツまで手がけたデザイナーとして知られ、韓服の美しさを世界に広めた人物だった。突然の悲報に、ファンや関係者も大きな衝撃を受けている。
キム・リウルさんと親しかったとみられるネットユーザーは、「信じられない、本当に… 心よりご冥福をお祈りします」「私たち、数日後に会う予定だったのに… 一緒に仕事ができて光栄でした」「2023年の夏、木浦(モクポ)で開催されたイベントで先生が作った衣装を着てショーに出られたこと、本当に誇りに思います」と、突然の別れを惜しんだ。
また、「韓服が大好きな子どもだった私が、大人になっても韓服に誇りを持てるようにしてくれてありがとう」「同い年だけど、私にはできないことをあなたは本当にたくさん成し遂げましたね… 心からご冥福をお祈りします」の声もある。
さらに、キム・リウルさんを講演に招きたかったという人も「今年こそはぜひ講演にお招きしようと思っていたのに… 尊敬する方がこんな形で旅立たれるなんて」「どうか温かい場所で、心穏やかにお休みください」と悲しみをにじませた。
葬儀は全北・南原医療院の3番葬儀場にて執り行われており、遺族や関係者が訪れている。掲示された故人名は芸名の「キム・リウル」ではなく、本名の「キム・ジョンウォン」となっていた。本名で記されたその名を前に、訪れた人々は改めて彼の旅立ちを実感し、胸を痛めた
(記事提供=OSEN)
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TEL:0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
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