NewJeansのハニがビザの問題により、韓国内での活動が難しくなる可能性が浮上した。
2月11日、複数の韓国メディアは「ハニが所属事務所ADORが用意したビザ延長書類へのサインを拒否した」と報じた。これに対しADORは「確認不可」としている。
ハニはオーストラリア国籍を持つベトナム系で、韓国で活動するためにはE-6ビザの延長が必要だ。しかし、昨年12月から ビザ延長の見通しが不透明だと現地メディアで報じられていた。
外国籍の芸能人が韓国で活動するには、事務所に所属し、E-6ビザを取得する必要がある。ビザ発給には「事務所との専属契約書」「事務所代表の身元保証書」「文化体育観光部の雇用推薦書」などの書類が必要不可欠だ。
しかし、 昨年11月28日、NewJeansの5人は緊急記者会見を開き、ADORとの専属契約解除を宣言。その後、ADORは「NewJeansとの専属契約は有効」と主張し、ビザ延長手続きを進めていた。しかし、もしハニが書類へのサインを拒否したとすれば、韓国で5人揃って活動することは事実上困難となる。
なおNewJeansは最近、グループ名を「NJZ」に変更。3月には香港のイベント「ComplexCon」で活動を開始し、NJZとしてのデビュー曲も発表すると予告している。この名称変更は「NewJeans」という商標問題が影響している可能性もあるとの見方も出ている。
韓国での活動を継続する方法はあるのか、それともNJZとして新たな道を歩むのか?今後の動向に注目が集まっている。
◇ハニ プロフィール
2004年10月6日生まれ。本名ハニ・ファム。両親はベトナム人で、幼少期をオーストラリアで過ごしたため二重国籍を持つ。それでいて韓国語と英語も堪能。2022年7月にNewJeansとしてデビューする以前は、メンバーのミンジと共にBTSの楽曲『Permission to Dance』のミュージックビデオに出演。現在はGUCCIとARMANIのグローバルアンバサダーを務めている。
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