韓国の女性歌手U;Nee(ユニ)さんがこの世を去って、18年という歳月が流れた。
U;Neeさん(本名ホ・ユンさん)は2007年1月21日、自らの手で人生を終えた。1981年5月3日生まれで、25歳での出来事だった。彼女は生前、ネット上の悪質な書き込みによって、うつ病を発症していたという。
まだ10代だった頃、ドラマ『新世代レポート 大人達は知らない』(96)で芸能界デビューしたU;Neeさん。以降もドラマ『龍の涙』(96~98)、『王と妃」(98)、映画『ボーン・トゥ・キル』(96)、『セブンティーン』(98)などに出演している。
その後、2003年には1stアルバム『U;Nee Code』で歌手デビューを果たす。収録されている『Go』は、DJ OZMAの楽曲『超!』の原曲でもある。2006年にはシングル『One』で日本デビューもしており、ある日本メディアは彼女のことを“韓国の倖田來未”と表現したという。
しかし、悪質な誹謗中傷によって心身は限界に。U;Neeさんがこの世を去ったあと、彼女の母親は「内省的な性格だが、そう見えないように傷を内側に抑え込んでいたようだ。強いふりをして頑張ろうとしたが耐えられなかった。良い子だ。悪く言わないででほしい」と述べた。
【相談窓口】
一般社団法人日本いのちの電話連盟(電話、メール相談可能)
TEL:0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
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