SUPER JUNIORのイトゥクが、所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)のファミリーコンサートで一部から指摘を受けた“衣装再使用”に言及した。
【写真】SUPER JUNIORメンバー、SMの“冷遇”吐露?
韓国では1月11~12日の2日間にかけて、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームでSMのファミリーコンサート「SMTOWN LIVE 2025」が開催された。
12日の公演終了後、イトゥクは自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行った。
そこでイトゥクは、一部のファンから指摘を受けた衣装再使用について、「“数年前の二番煎じではないか”と言うが、実際のところ、今回はスタイリストの方々も公演制作費自体が多くない。制作をすると活動費がかかり、我々が負担しなければならない。一度着た服はまた着た。そのように言わないでほしい」と伝えた。
また、「そのように衣装制作をすると数百万ウォン(日本円=約数十万円)がかかる。衣装も協賛があって制作ができるが、制作することは思ったよりもそんなに安くない。寸法をすべて測り、寸法通りに生地を作り、直接制作している」とし、「自分が頻繁に話す理由は、誤解が生じかねないからだ。スタイリストたちは一生懸命にしているが、ファンたちはこのような事情を知らないまま“また二番煎じではないか”、“仕事をしているのか、していないのか”と言うことができる」と話した。
続けて、「スタイリストが、このような状況だからといって直接出て話せるわけでもない。自分がこのような話をすることで“そうだったのか”と感じると思うが、自分が言わなければスタイリストだけが悪口を言われるのではないか」と、衣装再使用に言及した理由を明かした。
そして、「皆さんがそのことを知っておくべきだ。衣装を制作すればするほど、公演の制作費にかかるか、自分たちの活動費にかかるのだから。高いお金をかけて一度だけ着て、その後着なければ、実際のところもったいないときがある。そういうのは、後々のイベントで着ることもある。自分たちがまた着るときには理由がある」とし、「自分たちも、あまりに“二番煎じだ”と感じれば“これは違うと思う”と話すこともある。今日着たものを明日着て、明日着たものをまた明日着るわけではないから」と説明していた。
なお、今回行われた「SMTOWN LIVE 2025」には、カンタ、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代のヒョヨン、SHINeeのキーとミンホ、EXOのスホとチャンヨル、Red Velvet、NCT 127、NCT DREAM、WayV、aespa、RIIZE、NCT WISH、nævis、チョウミ、Raiden、SMTR25(練習生25人)、Mar Vista、SM Jazz Trio、ミン・ジウン、H.O.T.のトニー・アン、S.E.S.のパダ、Fly To The Skyのファニ、Dear Alice、MYTROなど計98人のアーティストが参加した。
◇イトゥク プロフィール
1983年7月1日生まれ。本名パク・ジョンス。2000年に姉とでかけた明洞(ミョンドン)でスカウトされ、オーディションを経てSMエンターテインメントの練習生に。2003年に同じくSUPER JUNIORのドンヘと共に5人組グループに加入したが、グループ自体の企画が中止となった。その後、2005年にSUPER JUNIORとしてデビューし、最年長メンバーであることからリーダーを担当している。MCのスキルに長けており、多種多様なバラエティ番組でその実力を発揮している。
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