SEVENTEENのスペシャルユニットBSS(ブソクスン/スングァン、ドギョム、ホシ)の新曲MVに出演した女優オム・ジョンファが、K-POPファンの注目を集めている。
1月8日に公開されたBSSの2ndシングル『TELEPARTY』のタイトル曲『CBZ(Prime time)』のミュージックビデオには、オム・ジョンファがサプライズ出演した。
オム・ジョンファはミュージックビデオの冒頭に登場。「2023 MAMA AWARDS」でSEVENTEENが大賞を初受賞した瞬間を再現したシーンで、当時と同様のコメント「finally、この方々です」というセリフを伝え、注目を集めた。
ミュージックビデオ内のオム・ジョンファは、黒色のドレスに優雅なメイクアップを施し、授賞式に合った華やかながらも洗練されたビジュアルを披露している。出演時間は10秒にも満たない程度だったが、リアリティのあるセリフや表情を通じて、BSSの新曲を盛り上げる愉快なエネルギーを伝えた。
スングァンは「『CBZ(Prime time)』ミュージックビデオの会議のときから、2023 MAMA AWARDS当時のオム・ジョンファさんの“授賞オマージュ”を想像して企画した」とし、「先輩が快く出演してくれたので嬉しかったが、むしろ僕たちに“招待してくれてありがとう”と言ってくださり、ありがたかった。ベテランの先輩らしく完璧に撮影してくださって幸せだったし、多くのことを学ぶことができた」と、オム・ジョンファとの意味深いコラボ誕生秘話を打ち明けた。
なお、オム・ジョンファは1969年8月17日生まれの55歳。1992年に映画『結婚物語』で女優デビューした後、翌1993年より歌手活動もスタートすると、1997年のアルバム『後愛』で大ヒット。その後も色気を前面に掲げたコンセプトで次々とヒット曲を生み出し、“韓国のマドンナ”と呼ばれ愛された。
女優としても数々のドラマや映画に出演しており、2009年には日本ドラマのリメイク版『結婚できない男』で主演を務めた。近年の代表作には『魔女の恋愛』『あなたはひどいです』『私たちのブルース』『医師チャ・ジョンスク』などのドラマ、『ノンストップ』や『華麗な彼女』(原題)などの映画がある。
私生活では、2010年に甲状腺がんの手術を受けたことを公表。現在は完治し、活発な活動を繰り広げている。
◇BSSとは?
2018年3月に『Just Do It』をリリースして正式デビューしたSEVENTEENのスペシャルユニット。同年2月のファンミーティングで披露したホシ、ドギョム、スングァンによるステージが好評を得て正式に結成が決定した。ユニット名のBSSは、メンバーの本名(ホシ:クォン・スニョン、ドギョム:イ・ソクミン、スングァン:ブ・スングァン)からそれぞれ1文字ずつとったもの。活動は不定期であるもののその人気は絶大で、2023年にリリースした『Fighting(Feat. Lee Young Ji)』は、約5年ぶりのカムバックにもかかわらず音楽番組で8冠を達成した。
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