突然この世を去った韓国の男性インフルエンサー、イ・ヒチョルさんに関係各所から追悼の意が多く寄せられている。
【写真】イ・ヒチョルさんの死を公表したトランスジェンダータレント
イ・ヒチョルさんは1月7日、突然この世を去った。39歳だった。
遺族によると、死因は心筋梗塞だという。
イ・ヒチョルさんは一週間前、持病治療のためとある大学病院に入院し、治療を受けていたが、突然の心筋梗塞で別れを告げた。遺体安置所は順天郷(スンチョンヒャン)大学付属ソウル病院の葬儀場に設けられ、出棺は来る10日5時、埋葬地は水原市(スウォンシ)の火葬場となる。
イ・ヒチョルさんの実妹は1月8日、イ・ヒチョルさんのSNSを通じて悲報を伝えた。
実妹は「いつもエネルギーと愛に満ちあふれていた私の兄は7日、心筋梗塞で二度と手を握ることができない天国へ、突然長い旅に出ました。いつも家族のように周りの人を大切にし、優先し、強そうに見えるけど、誰よりも弱かった私の兄。いつも多くの人々の中で笑って話すのが一番好きだった私の兄の最後の道が、少しでも寂しくないように、もう少し美しいように一緒に過ごしてください。一人ひとりの大切な気持ちは忘れません」と綴っている。
突然この世を去ったイ・ヒチョルさんには、同僚たちから多くの哀悼が寄せられている。
イ・ヒチョルさんと生前に親友だったトランスジェンダーのユーチューバー兼タレント、プンジャは「この文章を書きながらも信じられないが、オッパ(兄さん)を愛してくれた方々、知人の方々のなかでまだ知らせに触れていない方々のために書き込みます。あまりにも愛するソウルサロンのイ・ヒチョルさんが今日、空の星になりました。どうか良いところに行けるように祈ってください、皆さん」と伝えた。
それとともに、「あまりにも突然のことなので、まだ連絡が取れていない知人が多いです。私にDMをいただければ、葬儀場をご案内いたします」と付け加えた。
元お笑い芸人で事業家のジンジュも、「私たちのヒチョル、綺麗だ」と冥福を祈った。また、生前にイ・ヒチョルさんと撮影した映像を公開し、「来年の誕生日に私とフィリピンに行こうと言った約束どうするの。もうとても会いたい。私はあなたを送れない。ヒチョル、そこでは体に気をつけてね」と残念な心境を伝えていた。
なお、イ・ヒチョルさんが生前出演したKBS2のバラエティ番組『家事をする男たち シーズン2』(原題)は、来る1月18日の放送回を通じてイ・ヒチョルさんを追悼する予定だという。
1985年10月28日生まれのイ・ヒチョルさんはインフルエンサーとして活動した傍ら、飲食業のCEOやフォトグラファー、ビジュアルディレクターとして活躍した。ソウル江南区(カンナムグ)の狎鴎亭洞(アックジョンドン)で9年間パブを経営したほか、7人組ガールズグループCLASS:y(クラッシー)のビジュアルディレクターとして活動したこともあった。
また、2023年8~11月には、プンジャの推薦で『家事をする男たち シーズン2』にレギュラー出演。プンジャのYouTubeチャンネルにゲスト出演した際には再生数100万回を記録するなど、韓国で話題の人物として注目された。
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