KARAのハン・スンヨンが最低体重で失神したという悲しいエピソードを語った。
12月29日に放送されたSBSスペシャル『ボディメンタリー “体重”に関する告白』にはハン・スンヨンが出演した。
この日、ハン・スンヨンは活動の転機となった楽曲『ミスター』について言及し、「私の基盤を作ってくれた曲」と語った。
さらに、「サブタイトル曲ですらない一度だけ披露する予定の曲だったが、テレビ局から“来週も見せてほしい”と言われ、1週ずつ延長されていった」と話し、『ミスター』のヒットにより日本進出を果たしたことを明かした。そして、ガールズグループとして初めて東京ドーム単独コンサートに進出した。
ハン・スンヨンは「食べるとお腹が出てしまうので、ミニサイズのチョコバーを1本食べる程度で、水も口を湿らす程度だった」と振り返り、「『ミスター』の活動中、メンバーたちは次第に痩せていき、練習生時代よりもさらに食事を制限していた。小学生1人分の体重をなくしたようなものだった」と語り、驚きを与えた。
また、「一番太っていた時が46kgだったが、そこから4kgを落として失神しそうになった」とのインタビューシーンも描かれた。
ハン・スンヨンは「ある日、代表から“そろそろ痩せるよね?”と一言だけ言われ、自分の身体について初めて認識するようになり、自分の欠点が露呈したような気がした」と明かした。そして、「私のすべてを握り、勝敗を決めるのが体重だった。それが衝撃的だった」と語った。
体重に関する話題はほかにも続いた。『MAMMA MIA』の活動時を振り返り、「ダンスにワッキングという動作があり、腕や脚をよく見せることが衣装のポイントだった。体のラインがすべて見える動作が重要だった」と回想。さらに、「このときは運動とダイエットを自主的に過去最高レベルで行った」と話した。
そして、「『MAMMA MIA』の後半ごろに“あれ?”と思うほど体重が急激に減り、その直後に最低体重を記録した」と述べた。また、「ある日、湯船で目の前が真っ白になり、その後の記憶がなかった」と失神した当時の危険な状況を振り返った。
(記事提供=OSEN)
◇スンヨン プロフィール
1988年7月24日生まれ。本名ハン・スンヨン。韓国・ソウル出身。身長160cm。2007年にKARAのメンバーとしてデビューし、グループ内ではリードボーカルを務めた。デビュー当時はまったく売れず、さらにメンバーの脱退と崩壊の危機にあったKARAを存続させるために、どんな番組にも多く出演。グループの名前を売ろうと、バラエティ番組で全身泥まみれになる場面もあったという。そのためファンの間では「努力の人」や「苦労人」として知られている。
前へ
次へ