俳優チ・チャンウクがとてつもなく謙遜した姿で雑誌撮影とインタビューに臨んだ。
12月19日、雑誌『Singles』はチ・チャンウクの撮影カットとインタビューを公開した。革ジャケットを着用した彼は、インパクトある目つきと自信に満ちたポーズで“ノワールのプロ”らしい雰囲気を醸し出し、華麗で魅惑的な作品を完成させた。
チ・チャンウクは最近、ドラマ『最悪の悪』『江南Bサイド』のようなノワールに出演し、強烈な印象を残した。
連続で激しい作品に出演することに対する恐れはなかったかという質問には、「アクションでは、身体はつらいがその分快感や達成感がある。しかし、アクションであるから、感情の振幅が大きい作品であるからといって、(ほかの作品と)大変さは変わらない。すべてがつらくて苦しい」と演技に対する心情を表した。
続けて、「『つらくて死にそうだ』『やりたくない』と思っているのではなく、自分自身を苦しめ、苦痛を感じながら仕事するのが自分のやり方なのだと思う」と笑った。
加えて、「もし撮影の心配やつらさがなくなれば、むしろ少し不安になるだろう。今、自分がちゃんとした悩みもなしに安易に仕事をしているのかという危機感を持ってしまう」と付け加えた。
また、絶えず仕事していることについては、「特別な理由はない。やりたい役や作品を逃さないため、一昨年ぐらいから絶えず仕事をしている。最近は仕事以外で、これまであまりやったことのないことに挑戦する楽しさが生まれたようだ。俳優としてスペクトラムを広げている途中なのだと思う」と話した。
最近、Disney+オリジナルシリーズ『捏造された都市』の撮影で忙しい日々を送っているチ・チャンウク。今作については、「以前出演した映画『操作された都市』をドラマ化した作品で、俳優ヤン・ドングン、イ・グァンス、ド・ギョンス、女優チョ・ユンスと一緒に撮影している」と紹介した。
続けて、「ドラマ『復讐代行人~模範タクシー~』のオ・サンホ作家が、映画『操作された都市』に続き『捏造された都市』にまで参加した。映画とは大まかな設定だけが似ており、登場人物の物語はすべて違う展開になるので、比較しながら見ても面白いだろう」と期待を高めた。
多様なジャンルに挑戦し、さまざまな人物を演じて演技の幅を広げてきた彼は、今後やってみたいことについて、「意外とまだ演じたことのない役柄が多い。医者の役もまだ1度も演じたことがない。毎回変わるが、最初から最後までアクションでずっと続くレースやカーチェイスを題材にした作品にも挑戦したい」と俳優としての欲を露わにした。
最後に、彼の官能的な魅力について尋ねられると、「セクシーさが成熟して老練になれば官能へと変わるみたいだ。その人の人生への態度、考え、経験から出てくる魅力が幾重にも重なって作られるのではないか」と説明した。しかし、自分は官能的だとは思わない」と伝えた。
加えて、「非常に厳しく自分を客観視する方だと思ったことはない。むしろ『ちょっと可愛いな』とときどき思うことがある」と愉快に答えた。
なお、『捏造された都市』は来る2025年にDisney+で配信予定だ。
◇チ・チャンウク プロフィール
1987年7月5日生まれ。小劇場のオーディションを通じてミュージカルに出演した経歴を持つが、本格的にデビューしたのは2008年公開の映画『スリーピングビューティー』から。翌年放送されたドラマ『ソル薬局の息子たち』(KBS)で一家の末っ子ソン・ミプンを演じたことがきっかけで、注目を集めるように。2014年に放送されたドラマ『奇皇后』(MBC)を機に、一躍韓流スターとして名を上げた。初期の作品から現在に至るまで、熱い人気を博している。
■【写真】チ・チャンウク、イベント大盛況の一方で「不謹慎」の声
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