違法薬物を使用した疑惑で裁判中の俳優ユ・アイン(38)が、梨泰院(イテウォン)に位置する戸建て住宅を63億ウォン(約6億7600万円)で売却したという。
現地の不動産業界によると12月2日、ユ・アインは梨泰院の自宅を急いで売却していたことがわかった。
ユ・アインの自宅は過去、芸能人の生活密着バラエティ『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』(MBC)でも紹介されたことがある。希望売却価格は80億ウォン(約8億6000万円)と考えていたが、11月に63億ウォンで売却したことから、急いで処分したものと推定される。
なお、ユ・アインは2020年9月から2022年3月にかけて、ソウル一帯の病院で美容施術のための睡眠麻酔を受けるとして、181回ほど医療用麻薬を投薬した疑惑を受けている。懲役1年に罰金200万ウォン(約22万円)を宣告された。しかし、検察が量刑不当を理由に控訴し、裁判中だ。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演した。
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