ボーイズグループWINNER出身の歌手ナム・テヒョン(30)と一緒にヒロポンを使用し、執行猶予付きの有罪判決を受けたタレントのソ・ミンジェ(31)が、経験談の続きを公開した。
8月30日、ソ・ミンジェはブランチストーリー(韓国の文章投稿サイト)に「私は麻薬犯罪者です」の3本目を公開した。
ソ・ミンジェは今回、麻薬中毒になった理由について明かしている。「逆説的だが、中毒は調節できると勘違いするために発生する」とし、「麻薬は脳を壊す。隠喩的な表現ではなく、実際に脳のある部分を壊す」と切り出した。
続いて、「ドーパミン(いわゆる幸せホルモン)を異常に過剰に生成させ、快楽を最大化するのがまさに麻薬だ。一度でも麻薬を使用すると、同じ効果を感じるためには、より多く、より頻繁に使用しなければならない。しかし、量と回数を増やしてみても効果の持続時間は短くなり、あとから続く副作用だけが大きくなって長くなる」とし、「慢性中毒者には最も好きだった食べ物も、甚だしくは人間の代表的な快楽行為である性生活も、これ以上楽しさを感じることができない」と説明した。
自身の経験談については、「麻薬服用直後は頭がくるくる回る感じがして、何の理由もなく浮かれた気分になる。世の中で私が一番特別な存在になったような気がした。それで休む間もなく騒いだ。それがすべてだった。ほかの何かをしなくても、ただ本当に気分が良かったから」として、「(麻薬の)効果が切れるとすぐさま、私のすべてに満足できなくなった。世の中のすべてのことが面倒で、疲れて憂鬱で不幸だった」と打ち明けた。
そして、「最も大きな問題は、睡眠欲と食欲が消えたことだった。私の場合、ほぼ1週間ずっと起きていた。疲れすぎて、頭のヒューズがあるとするならば切れる直前なのに、いくら頑張っても眠ることができず、何を食べても新聞紙を噛んでいるようだった。水もはいらなかった。本当に痩せて死ぬ直前の状態だった」と告白した。
また、「今の私は麻薬投薬一週間後、SNSに麻薬投薬事実を書いて自爆して飛び降りたのがむしろ幸いだと思う。おかげで止められたから。麻薬の終わりは精神病院、刑務所、あるいは死だけ」と恐ろしさも強調している。
バラエティ番組『ハートシグナル』シーズン3に出演して話題を集めたソ・ミンジェは、2022年8月にナム・テヒョンと自宅でヒロポンを使用した容疑で裁判にかけられ、今年1月に懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
その後、「ソ・ウヌ」に改名した彼女は、韓国麻薬撲滅運動本部の回復支援者養成課程に合格した近況などを知らせたが、去る6月には元恋人のナム・テヒョンとの葛藤で再び議論になったりした。
(記事提供=OSEN)
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