『シュリ』(99)、『オールド・ボーイ』(03)、『破墓/パミョ』(24)などで知られる俳優のチェ・ミンシクが、韓国最大の映画の祭典「青龍(チョンヨン)映画賞」に参加しなかった理由が明かされた。
11月29日にソウル・KBSホールで開催された「第45回青龍映画賞」で、12部門ノミネート、4部門受賞の栄光に輝いた『破墓/パミョ』。
チャン・ジェヒョン監督は同日、『ソウルの春』(23)のキム・ソンス監督、『ベテラン2」(原題、24)のリュ・スンワン監督、『ワンダーランド』(24)のキム・テヨン監督、『脱走』(原題、24)のイ・ジョンピル監督など、錚々たる候補を抑えて監督賞を受賞している。
ステージに上がったチャン監督は、「学校に通いながら映画を学んでいた時、キム・ソンス監督、リュ・スンワン監督、キム・テヨン監督、イ・ジョンピル監督の映画を観て、夢と野望を育んだ。だが、このような方々とともにノミネートされたという事実だけでも、どうすればいいか分からない」と感謝し、「頑張れという意味、激励だと思って喜んで賞を受け取る」と語った。
それとともに、「感謝している方々が本当にたくさんいる」として、『破墓/パミョ』制作時に話を聞いた巫俗(ムーダン)、葬儀社、風水地理士、そして現場スタッフたちに感謝の言葉を伝えたあと、出演俳優たちにも栄光を捧げた。「特別にとても可愛くて素晴らしい演技を見せてくれたユ・ヘジン、軍服務中の素敵なイ・ドヒョン、尊敬するキム・ゴウン、あなたたちが韓国の俳優で、とても嬉しい」として涙を見せた。
さらに「一緒に来ようと言ったが、長い授賞式の間、ニコチン不足に耐えられないとサボった1人がいらっしゃる」として、会場に来なかったチェ・ミンシクについても言及。そして「時にはキッチンカーの社長のように、時には父親のように、時には友人のような存在で、お守りのような大俳優チェ・ミンシク先輩と、この栄光を分かち合いたい」と付け加えた。
(記事提供=OSEN)
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