「HYBEを雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)が選定した“最高の雇用企業”から取り消してほしい」という内容の国会国民請願が、5万人以上の賛同を得たことがわかった。
11月10日10時、韓国の国会電子請願のホームページによると、この請願には5万889人が賛同している。これは請願が最初に提出されてから10日目の9日未明に目標を超えたもので、10月31日に提出されてからわずか10日での達成となる。
30日以内に5万名以上の賛同を得るという条件を満たしたため、「HYBE最高企業取り消し請願」は国会の所管常任委員会に回付される予定だ。
この請願は、10月15日に国会環境労働委員会の国政監査に参考人として出席したNewJeansのハニが「他のガールズグループのマネージャーから“無視しろ”と言われた」と証言したことをきっかけに、問題が表面化した。
その後、あるネットユーザーがHYBEの職場いじめ問題について言及し、HYBEが「最高の雇用企業」に選ばれたことに異議を唱えた。
雇用労働部の「最高の雇用企業」に選定されると、大統領認証盾の授与に加えて、企業の規模に応じた信用評価優遇、融資支援金利優遇、調達ポイントの付与、出入国優遇カードの発行など、さまざまな支援が提供される。
請願を提出したキム氏は、10月31日にHYBEの「最高の雇用企業」選定取り消しを求め、「10月15日の環境労働委員会国政監査でパク・ホンベ議員がHYBEの職場内いじめ問題について最高企業の取り消しを要求したにもかかわらず、雇用労働部は取り消しに関する調査の進行状況や今後の予定について情報を公開していない」と指摘し、「国会レベルでの調査と迅速な対応を求める」と請願理由を述べた。
NewJeansのファン集団が主導していたこの請願は、いわゆる「HYBEアイドル内部文書」が公開されたあと、その文書で言及された他のアイドルグループのファンダムも加わったことで賛同のペースがさらに加速したと思われる。
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