映画『破墓/パミョ』より、キャストと監督が自ら解説するメイキング映像&写真が解禁となった。
本作は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという裕福な家族から、ケタ違いの報酬の依頼を受けた風水師、2人の巫堂(ムーダン)、葬儀師の4人が、原因である先祖の墓を掘り起こしたことで恐ろしい秘密に直面するという物語。チェ・ミンシクは土地の吉凶を占う風水師サンドクに扮し、『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』(16)のキム・ゴウンが巫堂(ムーダン)ファリムを、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(22)のイ・ドヒョンがファリムの弟子ボンギルを、『コンフィデンシャル/共助』(17)のユ・ヘジンが葬儀師ヨングンを演じている。
チャン・ジェヒョン監督は本作を「墓に隠された秘密を描いたサスペンス・スリラー」と話す。そして、風水師サンドクについて「ミンシクさんの表情には全てをリアルにする不思議な力がある」と大絶賛すると、続けて「ゴウンさんの顔つきには韓国っぽさもある。カリスマ性や鋭さなど色々な顔が」と巫堂ファリムにも言及。チェ・ミンシクも「ゾッとしました。本職の巫堂かと思った」とキム・ゴウンが披露した“テサルお祓い”シーンを回想した。また、監督は葬儀師ヨングンという役についても「とても的確にかつ淡々と演じてくれた」と述べ、巫堂ファリムの弟子ボンギルについては「カリスマ性や演技力、全てを備えた俳優で、会ってみたかった」と語る。
キム・ゴウンは超豪華キャスト陣との共演について「みんなすごく強烈なキャラなので、共演するのが楽しみだった」と話しチェ・ミンシクは「みんなプロ意識を持っていました」と当時を振り返ると、監督は「想像を超える化学反応が起こりました。それだけでも見応えのある映画かと」と本作の見所を伝えている。
一方、チェ・ミンシクはジャンル映画監督と呼ばれるチャン・ジェヒョンについて「韓国映画の多様化という点でも、独自のジャンルをうまく開拓している」と評価、ユ・ヘジンも「まさに“ジャンル職人”だ」と唸り、イ・ドヒョンも「撮影はスムーズで、さすが“職人”だと思った」、キム・ゴウンも「CGに頼らないと決めた監督も素晴らしい」と現場での演出を絶賛している。そんな監督も「全ての小道具やセットが主役になるように、本物らしさにこだわった」と制作の裏側を語っている。
最後にチェ・ミンシクは「人間や自然への限りない愛が描かれている。皆さんは劇場で何の先入観も持たず、ただ楽しんでください」と話すと、ユ・ヘジンは「すごく奇妙で初めて見るスリラーです」、キム・ゴウンは「『破墓/パミョ』は日本でも劇場公開されます」、イ・ドヒョンは「ご期待ください」と、日本のファンへメッセージを送っている。
『破墓/パミョ』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中。
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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