自身のファンが暴行されている様子を傍観していたという疑惑で告訴された歌手のジェシー。
波紋収まらぬなか、面識がないと言及していた加害者の連絡先をジェシーが知っているという疑惑が提起された。
10月22日、あるユーチューバーは、ジェシーの“傍観事件”が時事調査番組『事件班長』(原題、JTBC)で取り扱われ、公論化されたあと、加害者と面識のある知人の音楽プロデューサー、コアラを介して連絡を取ったと主張している。
ジェシーに関する各種疑惑が囁かれ始めるきっかけとなった事件は、9月29日に発生した。路上でジェシーに写真をお願いした未成年ファンが、彼女と同行していた男性に暴行されたのだ。
当時、被害者の通報で出動した警察は、事件現場付近で酒を飲んでいたジェシー一行を発見したが、加害者の男性はすでに去っていた。その後、ジェシーと加害者、そして現場に一緒にいたコアラなど計4人が、被害者から暴行などの疑いで告訴された。この深夜の一件は、『事件班長』を通じて広く知れ渡ることとなった。
事件に関してジェシーは、「経緯がどうであれ、私のファンの方がそのような不意の被害に遭ったことに対して非常に残念に思い、道義的な責任を感じる」と謝罪。また、「暴行した人を早く見つけてほしい。私は加害者と事件当日に初めて会った」と面識がないと強調していた。
以降、加害者が大規模犯罪組織「三合会」の構成員だという疑惑も登場。ネットユーザーたちは、加害者が自身のSNSアカウントに「三合会所属」という紹介文、構成員と見られる人々と撮った写真を載せていたという点、三合会を紹介するユーチューブ映像のサムネイルに登場していた点を根拠としている。
その上、ジェシーの“過去の被害者”までもが登場。2013年5月にソウル梨泰院(イテウォン)のあるクラブのトイレで彼女に暴行されたと主張する在米韓国人、2017年にジェシー一行から暴行を受けたという人物まで、相次いで被害が確認されている。
短期間で一気に疑惑のデパートと化してしまったジェシー。“反社”との関係や暴行などの疑惑が事実であれば、芸能人としては致命的だろう。どのような釈明をするのかに注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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