ガールズグループILLIT(アイリット)の所属事務所が、NewJeans(ニュージーンズ)の企画案を盗作したという主張に立場を明らかにした。
【画像】「NewJeansの亜流」とされたILLITは本当に似ているのか
ILLITの所属事務所BELIFT LAB(ビリーフラボ)は10月11日、本サイト提携メディア『OSEN』に「ILLITがNewJeansの企画案を盗作したという主張は事実ではない」と伝えた。
同日、BELIFT LABは「ILLITのブランディング戦略とコンセプトは2023年7月21日に最終確定し、内部で共有された経緯がある。情報提供者がいわゆる“企画案”を送ってきたのはその後の2023年8月29日付で、時点上、ILLITのコンセプトに影響を及ぼすことはできない」と反論した。
これに先立ち、11日午前、ソウル中央地裁・民事合議50部(キム・サンフン首席部長判事)は、ADOR前代表ミン・ヒジン氏がHYBE相手に提起した議決権行使など仮処分の訴訟の審問を行った。
裁判で、ミン・ヒジン氏側は内部職員の情報提供内容を公開した。
情報提供内容には、BELIFT LABがILLITを企画した当時、HYBEのパン・シヒョク議長からNewJeansの企画案を提供され、これをコピーしたという内容が含まれていた。
これに対し、HYBE側は「監査が始まる前の4月10日、(ミン・ヒジン氏が)法務法人側とすでに議論を終え、法務法人から“盗作は曖昧”だという意見を受けた」と反論した。
また、HYBE側は「これに対しミン前代表は、“私たちの目的がHYBEを直そうとしているのだから、HYBEの処罰改善は実際のところ気にならない。目的は改善ではないと言ったではないか。ただ告発するだけだ。公正取引委員会(の後)、すぐに母親たちが突っ込んだら速戦即決、公正取引委員会が捜査をしようがしまいが、その間に問題は一波万波となり、世の中がひっくり返るはずだ”と答えた」という内容を公開した。
なお、BELIFT LABは今年6月、「ILLITはNewJeansをコピーしていない」という旨を伝える動画をユーチューブ上で公開した。ミン・ヒジン氏に対しては、業務妨害及び名誉毀損の疑いで告訴した後、民事訴訟も同時に提起している。
(記事提供=OSEN)
◇ILLITとは?
2023年6~9月に放送された『R U Next?』を通じて、YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHAで結成された、日本人メンバー2人(MOKA、IROHA)を含む多国籍5人組グループ。HYBE傘下レーベルの芸能事務所BELIFT LAB所属。自主的で積極的な意志(I WILL)と特別な何かを意味する代名詞(IT)の組み合わせで作られたグループ名には、「何にでもなれる潜在力を持つグループ」という意味が込められている。2024年3月25日、1stミニアルバム『SUPER REAL ME』をリリースしてデビューした。
■【画像】「NewJeansの亜流」とされたILLIT、どこまで似てる?
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