違法運営疑惑の韓国芸能事務所、キャッチフレーズ盗作疑惑で法的手段を突きつけられる

2024年10月10日 話題

人気女性デュオDAVICHI(ダビチ)の新所属事務所が違法運営をしていたという疑惑に続き、盗作疑惑も浮上したなか、結局、法的手段を突きつけられた。

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10月10日、本紙『スポーツソウル』が取材した結果、レーベルMAGIC STRAWBERRY SOUND(マジック・ストロベリー・サウンド)は、DAVICHI所属事務所CAMウィザーズのレーベル「WMMM」を相手に法的措置を検討しているという。

キャッチフレーズの盗作疑惑

MAGIC STRAWBERRY SOUNDは、「依然として当該業者の公式SNSアカウントでは、『WE MAKE MAGICAL MOMENT(WMM)』という字句が使用されている。アーティストと構成員の創作物と権利を大切にするMAGIC STRAWBERRY SOUNDは、このようなことが発生したことに対して深い遺憾を表わす」として、「今後、アーティストと構成員の権益保護のため、どんな困難も克服していくだろうし、法的措置も含めて私たち構成員の権利を保護するために最善を尽くす」と発表した。

DAVICHI
(写真提供=CAMウィザーズ)DAVICHI

MAGIC STRAWBERRY SOUNDは2022年から、社屋の看板や多様なコンテンツで「WE MAKE MAGICAL MOMENT」という文を使用してきたことが確認されている。

問題視されている「WMMM」(We Make Magical Moments)というレーベル名は、MAGIC STRAWBERRY SOUNDに携わっていた人物A氏が作ったスローガンだ。A氏は最近、自身のSNSに、「この文章をそのまま持って行き、ブランド名とキャッチフレーズとして使われている現象がどんな意図を仮定しても良く見えない」という文を載せたりもした。

これに対してWMMMは、「新しい企画会社のブランド名に悩み、商標権登録部分を確認したあと、この文句を使うことになった」とし、「ブランド名発表後、状況を認知してブランド名変更を悩んでいた状態」と釈明したことがある。

違法運営も…釈明にも不審点

なおキャッチフレーズの盗作に先立ち、CAMウィザーズは“大衆文化芸術企画業”を登録せず、違法に運営していたことを本紙が報じている。大衆文化芸術企画業とは、演技や芸能などの大衆文化芸術サービスを提供、または斡旋したり、俳優、歌手など大衆文化芸術家に対するトレーニング、指導などをしたりする営業を意味する。

そのため、未登録状態で所属芸能人と契約を進めたり、外部の業者と契約をすることはすべて違法だ。WMMMを率いるCAMウィザーズは、MAGIC STRAWBERRY SOUND出身のチョン・ジュング代表が設立した会社だ。

このような疑惑に対してCAMウィザーズは、8月から大衆文化芸術業登録手続きを始めたとし、意図して登録を回避したわけではないと釈明している。

だが、本紙取材の結果、大衆文化芸術業登録手続きを進める4カ月前の4月に、最近契約を進めたと明らかにした所属歌手キム・スヨンのアルバムを発売し、4月中旬から同名の単独公演を開催したことが明らかになった。

大衆文化芸術業登録手続きを始めてもいない状態で、音源の発売や公演などを進めてきたという点は、前述のCAMウィザーズの釈明の真正性が疑われる。

スタートの発表と同時に違法運営、キャッチフレーズ盗作など問題が絶えないなか、CAMウィザーズどのように対処するのか注目が集まる。

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