BTS・RMのドキュメンタリー映画が話題だ。
10月7日、第29回釜山国際映画祭(以下、「BIFF」)の殿堂野外劇場で、RMの初となるドキュメンタリー映画『RM:Right People,Wrong Place』がワールドプレミア上映された。
RMの映画は、K-POPドキュメンタリー映画として初めて「BIFF」のオープンシネマ部門に公式招待された。「BIFF」は同作について、「アルバムメイキングフィルムでありながらとても特別な青春の日記」という評価を残した。
野外劇場は雨が降り注ぐ悪天候にもかかわらず、RMを応援するために訪れたグローバルファンで埋め尽くされた。
本格的な上映に先立ち、映画を演出したイ・ソクジュン監督、イム・スビン助監督、JNKYRD音楽監督をはじめ、RMの2ndソロアルバム『Right Place,Wrong Person』の制作に参加したK-POPバンドBalming Tigerのサン・ヤン、チャン・セフンなどが舞台挨拶に参加した。
イ・ソクジュン監督は、「この映画はRMの深い内面の記録であり、誰もが生きてきて一度は感じたことのある感情の記録だ」と映画に込めた思いを明らかにし、アルバム制作陣は、「このように特別な空間で一緒にRMの過去の旅路を見ることができて嬉しい。RMと観客にお祝いの言葉を伝えたかった」と、感想を伝えた。
初公開されたRMのインタビュー映像が上映されると、会場の熱気は最高潮に達した。映像のRMは、「(今回のドキュメンタリーは)一人の人間であるキム・ナムジュンの姿を盛り込んだ」と話しながらも、「“Right”と“Wrong”というのは僕たちがどんな視点で見るかによって変わり続ける。今回の作業をしながら、僕はone of the 'Right' peopleになったと思う」と、付け加えた。
観客は90分の上映時間の間、時に笑い、時に深く共感し、映画を鑑賞した。上映が終わると野外劇場を埋め尽くした観客たちはエンディングクレジットが全て流れるまで拍手を送った。RMはそれに答えるかのように「OUR BIGGEST VOICE、ARMY」というメッセージでファンに向けた愛を伝えた。
なお、『RM:Right People,Wrong Place』は、RMが2ndソロアルバムを完成させるまでの約8カ月間の制作過程を盛り込んだドキュメンタリー映画。BTSのリーダーであり、ソロアーティストRM、そして、一人の人間としての率直な姿を収めた。
そんな、『RM:Right People, Wrong Place』は「BIFF」ワールドプレミア上映を成功裏に終えたのに続き、12月には全世界の劇場でグローバルファンに向けて上映を開始する予定だ。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。2013年6月にBTSとしてデビュー。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。兵役のため2023年12月に入隊。除隊日は2025年6月10日を予定している。
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