女優のハ・ジウォンが芸術家として作品完売の快挙を成し遂げた。
ハ・ジウォンは9月4~8日、ソウルのCOEXで開かれたグローバルアートフェア「Kiaf SEOUL」に作家として参加した。
所属事務所によると、ハ・ジウォンは日本のSNOW Contemporaryを通じて自身の作品を出品したという。ハ・ジウォンは前回の展示で自身の作品に触れたSNOW Contemporaryの提案を受けて、「Kiaf」にデビューすることになった。
ハ・ジウォンは、黒いキャンバスに大胆なタッチを施した代表作『VIRTUAL VENUS』をはじめ、白い紙に様々なスケッチを表現した『paper』シリーズで「Kiaf」に初参加した。
これらの作品は個人の人生を超え、私たち全員が経験する混乱を「共存」という視点で再定義したものであり、誰かとの共存の前に最も根本的な「自分自身との共存」が必要であるというメッセージが込められているという。
ハ・ジウォンの全作品は多くのコレクターに認められ、出品2日で完売を記録した。
芸術家として評価されたハ・ジウォンは「初めて出品したKiafで完売になるとは思わなかった。とてもうれしく、私の作品を選択してくれたコレクターたちに心より感謝申し上げる。今後さらに熱心に活動し、絵でも大衆の方々と活発にコミュニケーションできるよう努力する」と感想を伝えた。
なおハ・ジウォンは、2023年4月に初の個人展「ハ・ジウォン:INSTANT: The beginning of a relationship」を開催して以降、芸術家としての活動を続けている。
◇ハ・ジウォン プロフィール
1978年6月28日生まれ。本名はチョン・ヘリム。高校3年生だった1996年にドラマに出演して芸能界デビューした。『病院船~ずっと君のそばに~』『奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~』『キング~Two Hearts』『シークレット・ガーデン』『ファン・ジニ』『チェオクの剣』など出演するドラマが次々とヒットし、人気女優に。特に日本では彼女の主演ドラマがNHKで多数放送されていることから、「NHK韓流ドラマの女王」と呼ばれることも。
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