『ソンジェ』ビョン・ウソク“過剰警護”問題で仁川空港が新マニュアル制定…警察団が「秩序維持」へ

2024年09月03日 話題

人気ドラマ『ソンジェ背負って走れ』の主演俳優ビョン・ウソクへの“過剰警護”問題で騒動に巻き込まれた仁川(インチョン)国際空港公社(以下、空港公社)が、有名人の出入国時における“現場対応マニュアル”を用意した。

【写真】物議のビョン・ウソク“過剰警護”…利用客妨害の瞬間

9月3日、韓国国会の国土交通委員会に所属する「共に民主党」チョン・ヨンギ議員によると、空港公社が今月中に「有名人出入国時細部対応マニュアル」を制定・施行する方針だという。

「有名人出入国時細部対応マニュアル」によると、有名人の出入国時に300~500人以下の人員が密集する場合、仁川国際空港の空港警察団が現場を統制し、秩序維持を指揮する方針だ。

500人以上が集まる場合は、空港警察団がより積極的に旅客安全確保・現場統制強化に乗り出すことができるようにする。

空港公社側は、空港公社が私設警護業者の空港内警護活動を直接制裁することが難しい点が「ビョン・ウソク騒動」の原因になったと判断し、私設警護業者が不適切な行動した場合、現場で制止する一方、空港警察団に通報させるようにした。

併せて、施設破損など重大な違法行為がある場合には、積極的に告訴・告発する方針も立てた。

また、去る7月29日には、芸能企画会社に「事前の出入国情報流出による有名税誇示及び過度なPPL(間接広告)撮影自制など、“静かな出国文化”定着のための協力を要請」するという内容の協力要請公文書も発送した。

ビョン・ウソク
(写真提供=OSEN)ビョン・ウソク

これに先立ち、『ソンジェ背負って走れ』を通じて韓国国内外で爆発的な人気を得たビョン・ウソクをめぐって、彼が海外ファンミーティングのために仁川国際空港から出国する際、警護員が一般乗客にフラッシュを当てたり、航空券やパスポートの確認をしたりするなど、“皇帝警護”とも呼ばれる過剰な警備体制で物議を醸した。

騒動が大きくなると、ビョン・ウソクの所属事務所VAROエンターテインメントは「多くの方に不便をおかけして申し訳ない」と謝罪し、警護業者の変更を伝えていた。

◇ビョン・ウソク プロフィール

1991年10月31日生まれ。身長189cmと韓国俳優の中でも高い身長を活かし、2014年にモデルとしてデビュー。2016年のドラマ『ディア・マイ・フレンズ』で俳優デビューを果たすと、『みんなの恋愛』『コッパダン~恋する仲人~』『青春の記録』『花が咲けば、月を想い』『力の強い女 カン・ナムスン』などに出演し、『ソンジェ背負って走れ』でブレイクした。5歳上の姉も元モデルとして活躍。ボーイズグループRIIZEのファンで推しはアントンと公言しており、2SHOTを自身のインスタグラムで公開して話題になったことも。

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