日本国籍を放棄して韓国人となった歌手、「日本のことはよく知らない」と語り現地バラエティで笑い誘う

2024年08月21日 テレビ

日本国籍を放棄して韓国国籍を取得した歌手カンナムが「日本に詳しくない」ことを自ら暴露した。

【写真】日本国籍を放棄したカンナム、その理由とは?

韓国チャンネルSの旅行バラエティ番組『また行くかも』(原題)第112回では、「最近話題の直行便旅行地」特集が放送される。

番組MCのキム・シニョンが旅行クリエイターのヒジェと「夢のスイス瞬間移動、チューリッヒ」を、イ・ソクフンが旅行ユーチューバーのチャンスンセンと「乗り換えなしの日本のモルディブ、宮古島」を、チェ・テソンがテリダンと「一気に行くロッキー大自然、カルガリー&バンフ」をテーマに、パッケージ旅行バトルを繰り広げる。

さらに勝負を決める旅行の友として、多才なタレント兼歌手のカンナムが登場した。

「日本のことはよく知らない」

この日、カンナムは韓国芸能界を代表する“クレヨンしんちゃん”らしく、予測不能な言動でスタジオを揺るがす。カンナムは「番組がすべて計画してくれる旅行が最高」と独特の嗜好を披露し、MC陣を驚かせた。

『また行くかも』に出演したカンナム(一番上)
(画像提供=チャンネルS)『また行くかも』に出演したカンナム(一番上)

特にカンナムの目を引いたのは、他でもない日本の宮古島だった。カンナムは「一度も行ったことがない。今では日本のことはよく知らない。私より、タナカ兄さんのほうがよく知っている」と語り、「東京生まれ」という事実が色あせるほど、韓国人観光客モードを発動させてキム・シニョンを大笑いさせたという。

そんななかで「日本出身」のカンナムも驚いた宮古島の異国情緒あふれるコースが話題を呼ぶ。「日本のモルディブ」と呼ばれるほど、天恵の自然が自慢の宮古島は、他のシュノーケリング名所でも見られないという色とりどりのサンゴ礁島ツアーや、海ぶどう、雪塩などの珍しい特産物で目を引く。

思わず口を閉じることができないほどの特別なコースに、イ・ソクフンは「何度も訪れたが、ここは日本ではないようだ。次元の違う旅行地」と絶賛。ついにはカンナムが「自分のYouTubeで先行公開したい」とまで言い出す。

はたして「日本出身」のカンナムも初めて出会うという「日本のモルディブ島」はどのような姿を見せるのか。『また行くかも』の放送への期待が高まっている。

韓国チャンネルSの『また行くかも』第122回は、8月22日21時20分に放送される予定だ。

◇カンナム プロフィール

1987年3月23日生まれ、日本名は滑川康男(なめかわ・やすお)。韓国人の母と日本人の父を持ち、2011年にアイドルグループ「M.I.B」のメンバーとして韓国デビュー。日本国籍でありながらも流暢な韓国語や韓国への愛情を見せ、人気を集めた。2019年10月には元韓国代表のスピードスケート選手イ・サンファと結婚。2人の結婚式では、イ・サンファの生涯のライバルであり、親友でもあった日本の小平奈緒が韓国語で結婚を祝うメッセージを送り話題となった。2021年10月には自身のYouTubeチャンネルで「カンナムが日本国籍を放棄します」という旨の動画を公開。同年12月13日にはインスタグラムを通じて、韓国への帰化試験合格を伝えた。

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