ただの“ワールドワイド・ハンサム”ではなかった。BTS・JINが完璧な人間性を通じて、内面も外見もパーフェクトな真の“ワールドワイド・ハンサムガイ”に生まれ変わった。
JINは除隊後初の韓国地上波出演となったMBCバラエティ番組『ゆっくり休めば幸いだ』（原題）の収録後、会食の費用を内緒で支払っていた事実が遅れて明らかになった。
『ゆっくり休めば幸いだ』の演出を務めるキム・ミョンジンPDは8月19日、本紙『スポーツソウル』の電話取材で「JINが多忙なはずなのに撮影後の会食にも自発的に参加した。支払いも内緒でしていた」と後日談を明らかにした。
続けて、「広告撮影やさまざまな番組出演のため忙しく、撮影日も2～3時間だけ寝てきた。ファンに見せたいものが多く、一日も休まず働いているという。それでも疲れた様子を見せず、しっかり収録をやり切った」と賞賛を惜しまなかった。
キムPDは「JINがあまりにもワールドスターなので負担になった。ところが、本当に純粋で性格が良い」とし、「我々の番組は無人島という空間で演出を最小化し、リアルさを追求するため予測不可能な状況が多いが、一つも文句を言わずに最善を尽くしてくれた。撮影日は雨が本当にたくさん降ったが、体を惜しまず雨に打たれながら撮影に臨む姿を見て、本当に立派な人だと思った」と絶賛した。
そんなJINは、『ゆっくり休めば幸いだ』でハイレベルな料理の実力から、労働現場のなかで生まれた“働き者のDNA”も見せる予定だ。
JINの『ゆっくり休めば幸いだ』出演は収録当時から多くの話題を集めた。JINの方から先に、制作陣に出演の意思を伝えてきたという。
キムPDは「驚いたが、そうなるかもしれないと思った。イ・ヨンボク・シェフとJINがとても仲が良かった。以前の撮影でも、イ・ヨンボク・シェフと制作陣が“JINが除隊するから出演してほしい”という話をした」とし、「JINとしても、視聴者とファンに除隊後の近況を知らせる機会になると考えたのではないか」と話した。
それとともに、「以前、JINがJTBCの『冷蔵庫をお願い』でアン・ジョンファン、イ・ヨンボク・シェフと共演したことがあり、サンドゥルとも親交があったため、現場の雰囲気が良かった。我々の番組は親しい人同士で出演するため、ケミストリーが重要だったが、心配せず気楽に撮影した」と現場の雰囲気を伝えた。
また、JINの再出演の意思に関しては、「あまりにも忙しい人だし、負担をかけたくないので特別には言わなかった」としながらも、「ただ、本放送を見てからまた出演したいと言ってくれるのであれば、制作陣の立場としては当然また一緒にしたい出演者だ」と話した。
視聴率に対する期待感も付け加えた。キムPDは「期待がないとは言えないが、出演すること自体に意味があると思う。すでに話題になっており、先行公開映像には外国人のコメントがとてもたくさんついていた。スペイン語、ロシア語などのコメントがついていたので、演出を務めてから初めてコメントを翻訳して見た」とし、「番組の英語名を悩むようになった。不思議だった」と笑顔で明かした。
そんな“ワールドワイド・ハンサムガイ”ことJINが登場する『ゆっくり休めば幸いだ』は、本日（19日）21時より韓国で放送される予定だ。
◇JIN プロフィール
1992年12月4日生まれ。本名キム・ソクジン。BTSの最年長メンバーで、グループ内ではボーカルを担当している。高校生の頃にドラマ『善徳女王』を見て俳優キム・ナムギルの演技に感動し、一時は役者を目指していた。通学途中にスカウトされたことでBig Hitエンターテインメントの練習生となるが、実は中学時代に一度韓国屈指の有名事務所SMエンターテインメントにスカウトされている。一次審査合格の通知が届いたが、詐欺だと思って断ったというエピソードはファンの間でも有名。兵役のため2022年12月13日に入隊。陸軍第5歩兵師団の新兵教育隊助教として軍生活を送り、2024年6月12日に除隊した。
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