人気K-POPアイドルグループを多数輩出してきた大手事務所SMエンターテインメントが、トロット（韓国の演歌）アイドルをプロデュースするという。
8月12日、ソウル聖水（ソンス）洞のSM社屋では、トロットアイドルプロジェクト『T-5』の共同制作締結式が行われた。この場にはSMのタク・ヨンジュン代表、SMの音楽パブリッシング子会社KMRのイ・ソンス代表、テレビ朝鮮のパン・ジョンオ副社長、テレビ朝鮮E&Mのアン・ソクジュン代表、チョ・ヨンスPDが並んだ。
SMによるトロットアイドルグループは、テレビ朝鮮のトロットオーディション番組『明日はミスター・トロット』出身歌手、外国人K-POP練習生、俳優など、才能あふれる5人のメンバーで構成される。
『ミスター・トロット』シリーズにメンターとして参加した作曲家チョ・ヨンスがプロデューサーとなり、メンバーたちを導く予定だ。
また、彼らがデビューする過程は、テレビ朝鮮を通じて日本でも放送されるという。韓国では秋夕（チュソク、9月16～18日）の間にテレビ朝鮮でプレビューが放送される。
今回のプロジェクトについてパン・ジョンオ副社長は、「テレビ朝鮮とSMが新しい文化を作るプロジェクトだ。今回のコラボレーションで誰もしてこなかった挑戦を行い、韓国を越えて世界に進出できるジャンルの誕生に期待している」と明らかにした。
そしてイ・ソンス代表は、「SMが再び事業の領域を拡大する。K-POPとトロットを結合させることで、斬新な音楽を聞かせることができると思う」と伝えた。
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