韓国ドラマが飽和状態。厳しい市場で生き残るための戦略とは?

2018年11月18日 話題 #韓国ドラマ

2005年にドラマ制作を開始したOCNは2010年からジャンル面に焦点を置き、良い結果をもたらした。

『神のクイズ』『ヴァンパイア探偵』『TEN』『バッドガイズ−悪い奴ら−』『ボイス~112の奇跡~』などの犯罪のスリラーを筆頭に、最近では『The Guest』『プリースト』など、ホラージャンルでも成果を見せている。

OCNは他のチャンネルではうまく扱えないテーマやストーリー、そして濃いキャラクターでマニア層を作り、いよいよ水・木曜日のオリジナル枠まで拡張した。

(写真提供=OCN、Playlist、O'live)

WEBドラマ制作会社のPlaylistが手がける『恋愛プレイリスト』シリーズや『A-TEEN』などの10~20代の視聴者をターゲットにしたコンテンツは、全国の配信サイト総合10億ビューを記録し、チャンネル登録者は770万人を超えた。

短いストーリーの中に視聴者のニーズを凝縮して、放送時間約10分というWEBドラマの特徴を最大限に生かしている。

それだけではなく、制作段階からターゲット層を分析したうえで題材と内容を構成し、他のチャンネルとの差別化を実現した。SNSを積極的に使った広報やマーケティングも相乗効果を生んでいる。 

毎週火曜にO'liveで放送中の『ウンジュの部屋』も新鮮な反応を引き出した。予算は他ドラマの3分の1程度だが、ライフスタイルチャンネルにマッチした内容が人気を呼んでいる。

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