韓国ドラマが飽和状態。厳しい市場で生き残るための戦略とは?

2018年11月18日 話題 #韓国ドラマ

プロデューサーのソ・ジェヒョンは以下のように説明している。

「アラサーが主人公のリアルなストーリーなので、新人でありながらも能力のある20~30代の若手作家に注目して、低予算ながらクオリティの高いドラマを作るために45分という短い時間設定をした。製作陣も『100日の郎君様』『秘密の森』などに携わった、いわゆるA級スタッフたちだ。また、演出家は2人ともプロデューサー出身なので、合理的に効率良く作業ができている」

しかし、未だに韓国ドラマの大多数は従来の制作方式にならった保守的な傾向にあり、ウェブドラマなどの新しいプラットフォームに対する疑いの目も少なくない。多くのドラマが時代と流行の波に乗ることができないまま視聴者の関心を得られないのが現状だ。

ある放送関係者は、こう言う。

「視聴者やターゲット層に対する理解が不十分だったり、新しい変化によってバランスを保てなかったドラマが少なくない。コンテンツの問題というよりも、企画の段階でもっと競争力を持てるアプローチをする必要がある」

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