パク・チャヌク監督の新作映画『仕方がない』(原題)がイ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン、ユ・ヨンソクのキャスティングを完了し、本格的な撮影準備に突入した。
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CJENMは8月12日、パク・チャヌク監督と俳優、スタッフが集まって撮影の無事を祈願するコサ(告祀)を終えた。映画は8月17日クランクイン予定だ。
『仕方がない』は「すべて成し遂げた」と感じるほど人生に満足した会社員ユ・マンスが突然解雇された後、妻と2人の子供を保護し苦労して用意した家を守るために、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら起きる出来事を描く。
『JSA』『美しい夜、残酷な朝』で仕事したパク・チャヌク監督と再会することになったイ・ビョンホンは、愛らしい妻と2人の子供を持つ家長マンス役を引き受けた。
マンスは25年間通った製紙会社から解雇された後、再就職のために孤軍奮闘する。イ・ビョンホンは崖っぷちに追い込まれた家長の切迫感と狂気が込められた圧倒的な演技を見せてくれるだろう。
マンスの妻ミリ役には、ソン・イェジンがキャスティングされた。ソン・イェジンはパク・チャヌク監督、イ・ビョンホンと初めて呼吸を合わせる。
多芸多才で明るい性格のミリに扮したソン・イェジンは、夫の突然の失職にも関わらず、家族を守るために先頭に立つ強くて頼りになる妻にして母親だ。
製紙会社の班長チェ・ソンチュル役は、『マイネーム』『模範家族』『ムービング』などで全世界に知られるパク・ヒスンが引き受けた。
製紙業界のベテランだったが、今はマンスのような求職者の身分であるク・ボムモ役には『財閥家末っ子』『ソウルの春』のイ・ソンミンが、ク・ボムモの妻アラ役は映画とドラマを行き来しながら大活躍している俳優ヨム・ヘランがキャスティングされた。
また、チャ・スンウォンはマンスのもう一人のライバルであるコ・シジョ役を演じ、ユ・ヨンソクはミリが働く歯科医院の医者オ・ジノ役として合流。隙のないキャスティングラインナップが完成した。
パク・チャヌク監督が映画化への大きな情熱を示してきた小説『THE AX』を原作に、韓国映画界を代表する俳優たちが合流した映画『仕方がない』は8月17日にクランクイン予定だ。
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