日常の出会いは「偶然か縁か」を問うHeizeの新曲『HAPPEN』、ソン・ジュンギ出演のMVも要注目

2021年05月20日 K-POP

本日(5月20日)リリースされたHeizeの新曲『HAPPEN』は、美しいメロディーラインと切ない声色が際立つ楽曲だ。

これまでHeizeは、彼女特有のボーカルと歌詞で独特な感性を描いてきた。今回の『HAPPEN』も、彼女独自の感性がふんだんに盛り込まれている。

【関連】ソン・ジュンギがHeizeのMVに出演した経緯とは?

「初めてというにはあまりにも道をすでにすべて知っていたようで」「偶然というにはすべてが決まっていたようで」「苦痛の愛も 普通の別れも You can make it happen」「運命と言うにはすべてが決められていたように」という歌詞で、周りの人々との大切な瞬間は本当に偶然なのか、それとも縁なのか、普遍的な日常の“出会い”について問いかけている。

配信と同時に解禁されたミュージックビデオには、俳優のソン・ジュンギが出演。「たまに出くわす偶然が、本当に偶然なのかわかりません」というソン・ジュンギのナレーションから始まるMVは、叙情的なストーリーラインと一本の映画のような感性で、曲への没入度をより一層高めている。

(写真=P NATION)俳優のソン・ジュンギが出演している『HAPPEN』MV

韓国ミュージックシーンをリードするアーティストの1人

Heizeの7th EP『Happen』は、Heizeが2020年にPSYが代表を務めるP NATIONに所属してから初めてリリースされるアルバムであり、約11ヵ月ぶりに披露される新譜だ。

リード曲の『HAPPEN』以外にも、“愛”に関する多彩な感情とストーリーが溶け込んだ本作には、『Like the first time(Feat.Gary)』『Flu(Feat.CHANGMO)』『Why』『The Walking Dead(Feat.Kim Feel)』『From the Rain(Feat.Ahn Ye EUN)』『Hi,hello?』『Destiny, it's just a tiny dot.』の計8曲で構成されている。アウトロのインスト楽曲を除く7曲で作詞・作曲に直接参加し、様々な音楽的色彩を取り入れた。

(写真=P NATION)『HAPPEN』ジャケット

Heizeは2014年のデビュー以降、『You,Clouds,Rain』『And July』『Don’t Come Back』『Midnight』など数多くのヒット曲を生み出し、韓国のミュージックシーンを代表するシンガーソングライターとして成長。ほかにもBTS(防弾少年団)のSUGAがプロデュースした『We don’t talk together』もヒットするなど、印象的な活躍を見せてきた。

本作でも自身が直接作詞・作曲したトラックでアルバムを構成したHeizeが、コロナ禍に沈む現代社会、リスナーに、どのような特別な感性をプレゼントするのか期待を集めている。

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