歌手/女優のユ・チェヨンさんが胃がんでこの世を去ってから10年が経過した。
ユ・チェヨンさんは2014年7月24日、40歳でこの世を去った。2013年10月に胃がん末期の診断を受け、手術や抗がん剤治療を受けるなど闘病してきたが、愛する夫と家族を残して永眠した。
ユ・チェヨンさんは1989年にガールズグループ、プンスドゥルの一員としてデビューしたあと、1994年に混成グループCool、1995年に混成グループUSで活動。1990年代後半にはソロ歌手としても活躍し、“剃髪コンセプト”などで注目を集めたりもした。
2000年代に入ってからは女優としても活動。『夫婦平等パンチョギ家族』(00)をはじめ、『いつか楽園で!』(04)、『ラブ・レーシング』(08)、『コーヒーハウス』(10)、『きらきら光る』(11)、『ファッション王』(12)などで個性的な演技を見せた。
このように、さまざまな分野で活躍してきたユ・チェヨンさんは、2008年に1歳下の事業家キム・ジュファン氏と結婚。2人は10年来の友人から恋人関係に発展し、ゴールインしたのだ。当時、キム・ジュファン氏はユ・チェヨンさんについて、「これ以上の女性はいない。普段の姿は天使」と愛情を示した。
キム・ジュファン氏は、ユ・チェヨンさんが亡くなったあともファンカフェを訪れ、たびたび妻に手紙を残す姿で話題になったりもした。2022年にもファンカフェに「一緒に年を取りたかったのに、こんなに私一人で年を取っていくのだね。後々に会ってもあまり驚かずに、天国でも良い時間を過ごして。忘れずに生きていくからずっと見守ってくれ」という手紙を残し、見る者を切ない気持ちにさせた。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ