全員再契約で帰ってきたStray Kids、“ロゼ麻辣味”の新曲『Chk Chk Boom』に込めた思いとは?

2024年07月21日 K-POP #Stray Kids

「まだ欲が湧きます。多くのファンの前で公演をした幸福感は、感じても感じても欲が湧きます。もっとたくさん愛されたいです」

【写真】フィリックス&ヒョンジン、“大胆”肌見せ

Stray Kidsが7月19日午後1時、新ミニアルバム『ATE』とタイトル曲『Chk Chk Boom』をリリースした。

同日には、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区にあるコンラッド・ソウルホテルのグランドボールルームホールでカムバック記者懇談会が開かれた。

8カ月ぶりのカムバックに、リーダーのバンチャンは「今年初のカムバックだ。Stray Kidsらしさが濃くなっただけに、今回のアルバムのために熱心に準備したので、たくさん聴いてほしい」と話した。リノは「今回のアルバムは自分たちも準備しながら自信があった。“圧倒された”という言葉が聞けるように素敵な姿をお見せしたい」と付け加えた。

バンチャン
(写真提供=OSEN)バンチャン
リノ
(写真提供=OSEN)リノ

デビュー6周年となったStray Kidsの2024年初カムバック作であり、9番目のミニアルバムである『ATE』は、文字通り「今夏、国内外の音楽市場を掌握する」という意気込みを込めた。バンチャンは「数字の8であり、噛んで食べたという意気込みと真心を込めた」と強調した。

デビュー時から3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)を中心に自主プロデュースをしてきたStray Kidsは、今回のアルバムにタイトル曲『Chk Chk Boom』を含め、『MOUNTAINS』『JJAM』『I Like It』『Runners』『Twilight』『Stray Kids』『Chk Chk Boom(Festival ver.)』の計8曲を収録した。

タイトル曲『Chk Chk Boom』はラテンスタイルのHIPHOPリズム、パワフルなパフォーマンスが調和し、Stray Kidsの新しいミュージックテイストを盛り込んだ。

ハンは「以前とは少し違うStray Kidsの姿をお見せしたかった。これまでは爆発的で発散するエネルギーをお聴かせしてお見せしたとすれば、今回のアルバムでは控えめだが、退屈せずに私たちの“カッコよさ”をお見せできるのがポイント」と語った。

強烈な音楽とパフォーマンスから“麻辣味”で注目されてきたStray Kidsだが、I.N(アイエン)は「今回の歌は少し柔らかい方だと思うので、“ロゼ麻辣味”だと思う」という。

ハン
(写真提供=OSEN)ハン
I.N
(写真提供=OSEN)I.N

ミュージックビデオにはハリウッドスターのライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンがサプライズ登場し、話題を集めた。

コラボの経緯について、バンチャンは「自分たちもまだ実感がわかない。忙しいスケジュールにもかかわらず時間を割いてくださり、一緒にすることになった。ニューヨークでミュージックビデオの撮影をした際に一緒に撮影をした」と明かし、スンミンは「合成のようだ。同じフレームにいても信じられない」と付け加えた。

スンミン
(写真提供=OSEN)スンミン
チャンビン
(写真提供=OSEN)チャンビン

Stray Kidsは2018年のデビュー以降、爆発的な成長を遂げ、K-POP界を代表するボーイズグループとして位置づけられた。

BTSに続き2番目であり、K-POP第4世代ボーイズグループとしては初めて、8thミニアルバム『樂-STAR』のタイトル曲『樂(LALALA)』で米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」にランクインした。

また、2022年3月リリースの6thミニアルバム『ODDINARY』を皮切りに、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で4作連続1位達成。

2023年11月リリースのミニアルバム『樂-STAR』のタイトル曲『樂(LALALA)』と、今年5月リリースのデジタルシングル『Lose My Breath(Feat. Charlie Puth)』で、ビルボード「ホット100」に2作連続チャートインした。特に、『Lose My Breath』は英オフィシャルチャート「トップ100」にも名を連ね、グローバル人気を証明した。

そんなStray Kidsは、デビュー7年目を目前に再契約で新しい分岐点を迎えた。メンバー全員が来年初めに専属契約満了を控えていたなか、18日に所属事務所JYPエンターテインメントと早期に再契約を結んだというニュースが伝えられたのだ。

これに対し、バンチャンは「嬉しい知らせをファンに早く知らせたかった。いつも自分たちに多くのサポートをしてくれる会社の皆さんのおかげで一緒に未来を描きたくなった」とし、「何よりもメンバーたちが一丸となった心、一つの意見なので、チームのリーダーとしてメンバーたちに感謝し、感動も受けた。Stray Kidsというチームがデビュー前から自分たちのストーリーをよく描いてきたと思うが、今後も自分たちがお見せしたい姿が本当に多い。新しいスタートだと思って、自分たちの姿をたくさんお見せしたい」と熱く語った。

ヒョンジン
(写真提供=OSEN)ヒョンジン

彼らはニューアルバムの発売とともに、去る12日(現地時間)にイタリア・ミラノで開催された「I-Days」に続き、14日にイギリス・ロンドンのハイドパークで開催された「BST Hyde Park」と、海外の大型音楽フェスティバル2連続でヘッドライナーを飾った。

ミラノとロンドンの舞台を“圧倒させた”メンバーたちは来る8月2日、アメリカ・イリノイ州シカゴのグラント公園で行われる「ロラパルーザ・シカゴ」に出演し、海外大型音楽フェスティバルの“トリプルヘッドライナー”の修飾語を輝かせる。

チャンビンは「まだ多くのファンが韓国語で自分たちの歌を一緒に歌ってくれるのが実感できない」として、「Stray Kidsだけの音楽をしているというのが私たちの自負心であり、継続して発展していきたい部分だ」と話した。

フィリックスは「大きな舞台で公演をしたということがまだ実感がわかないし、緊張して幸せだ。心から感謝している。これからもたくさんの音楽とパフォーマンスをお見せしようと努力している」と語った。

フィリックス
(写真提供=OSEN)フィリックス

なお、Stray Kidsは来月から計6回のスタジアム公演を含む12都市での大規模なワールドツアー「Stray Kids World Tour <dominATE>」を開催し、グローバルファンに会う予定だ。「dominATE」は約2年4カ月ぶりに披露する新しい単独コンサートツアーだ。

今回のワールドツアーはグループ史上最大規模だ。ツアーのスタートとなるソウル公演をKSPOドームで計4回行い、シンガポール・ナショナルスタジアム、オーストラリア・メルボルンのマーベル・スタジアム、シドニーのアリアンツ・スタジアム、台湾の高雄ナショナルスタジアム、タイのバンコク・ナショナルスタジアム、インドネシア・ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで初めて公演を行う。

また、今後はラテンアメリカ、北米、ヨーロッパなどさらに多くの開催地域を発表する予定だ。

チャンビンは「大きくなったスケールほど、自分たちも舞台を掌握する」と、ツアーへの抱負を語った。

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