“CA出身”ピョ・イェジン、ラブコメ初挑戦で大絶賛!「両親が見たら私が泣く」と思った伝説の場面とは【インタビュー】

2024年07月10日 話題

女優ピョ・イェジンのラブコメへの挑戦は、成功に終わった。

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6月28日に最終回を迎えたTVINGオリジナル『私は堂々とシンデレラを夢見る』で主人公シン・ジェリムを演じたピョ・イェジンは、21世紀の新しいシンデレラを見せたという評価を受けている。

『私は堂々とシンデレラを夢見る』は現実の壁にぶつかり、“普通”の就職ではなく“永久”就職を夢見るシン・ジェリムが、財閥8世で社交クラブの代表ムン・チャミン(演者イ・ジュンヨン)と出会い、貧しさから抜け出しプリンセスになることを夢見るドラマだ。

しかし、本作はシンデレラの結末をねじ曲げた。童話の中のシンデレラは王子と幸せに暮らすことで終わるが、シン・ジェリムは愛を成し遂げた後、自身が追求する夢を探して旅立つ。

ピョ・イェジン
(写真=TVING)ピョ・イェジン

ピョ・イェジンは「良い男と出会い良い人生を歩もうと思っていた依存的な人物が、自身と家族を自ら気遣うことができる人になる結末が良かった」と明るく笑った。

「最後の場面、ジェリムのナレーションで『私の人生の主人公は私』という言葉がある。『私はもう白馬に乗った戦士として生きることにした』という言葉も。この表現がとても気に入った」

絶えず努力しながら成長するという点が、ピョ・イェジンとシン・ジェリムの似ているところだ。客室乗務員としての生活を経て、遅い年齢で俳優の道を歩むことになったピョ・イェジンは、演技経験が全くなかったが、一人で所属事務所のドアを叩き、機会を自ら作った。

「家でじっとしていたら誰かが来るのか。プロフィール写真を撮り、所属事務所を一つひとつ探し回った。インターネットで探して住所リストをつくり、バスに乗って回った。そうしているうちに可能性が1%でもあるだろうと思った。絶対に動かなければならない」と満面の笑みを見せた。

「両親がこれを見たら、私は泣く」

『私は堂々とシンデレラを夢見る』を通じて収穫したのは、「ラブコメ」というジャンルに対する確信だ。

ピョ・イェジンは「私にロマンスを任せれば『これくらい見せられる』ということを証明した作品なので意味がある」とし「壊れるのは恐くなかった。むしろ台本が面白いのに、私が生かせないのではないかと心配した」と振り返った。

ピョ・イェジン
(写真=TVING)ピョ・イェジン

ドラマにはCGを用いた想像のシーンも多い。

ピョ・イェジンは「ジェリムが少し色っぽく『お兄さん、もっと早く』と言う台詞があるのだが、私の顔をクローズアップして撮るのに、どうすればいいのか恥ずかしかった。『両親がこれを見たら、私は泣く』と文句も言った。しかし、いざ見たら可愛く映っていた」と喜んだ。

共演した俳優イ・ジュニョンについては「優しくて可愛い面が多い」と褒め、「回を重ねるほど呼吸が良く、一緒に状況を設定して作っていった。柔軟な俳優で、頼りにしながら撮った」と感謝をしめした。

童話の『シンデレラ』とは家族設定も異なり現実的な姿が反映されている。

「台本で一番気に入ったのが家族設定だった。互いに喧嘩して争って和解する。新しい姉と継母がジェリムを大事にしても、ジェリムがその愛を受けられないのが残念なほどだった。演技をしながら思わず涙があふれた」と話した。

インタビューはドラマ『模範タクシー』の後続にもつながった。「『模範タクシー3』について確実に決まったことはない。イ・ジェフンさんさえ耐えてくれるなら、一緒にやりたい。とても好きな作品。良いメッセージを与える作品をやり続けたい。『模範タクシー』がそのような作品だ」と愛情を示した。

なお、ピョ・イェジンが主演を務める『私は堂々とシンデレラを夢見る』は、U-NEXTにて視聴可能だ。

◇ピョ・イェジン プロフィール

1992年2月3日生まれ。白石芸術大学航空サービス科を卒業した彼女は、2011年から約1年半、大韓航空の客室乗務員として勤務。しかし、自身の幸せについて悩んだ結果、表現者である女優へと転身することに。2015年のドラマ『ドリームナイト』でデビューした彼女は、瞬く間に女優としての地位を確立し、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(2017年)、『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)といった日本でも人気を博したドラマに出演してきた。現在韓国で放送中のドラマ『模範タクシー』(原題)では、疑惑で降板したガールズグループメンバーに代わって天才ハッカーのコ・ウン役を熱演している。

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