NewJeansに向けられた脅迫文が波紋を呼んでいる。
6月24日、あるオンラインコミュニティには「NewJeansのコンサートが始まれば使おうと思って買った」というタイトルの文が掲載された。
この投稿者はナイフを持った写真を載せ、「NewJeansがバンから降りたら一人ずつ刺すだろう」と文を書いた。 ニュージンズのメンバーに刃傷を予告したもの。
これを目撃したNewJeansファンたちは、投稿文をキャプチャして共有し、「一緒に申告してほしい」と督励。実際、あるファンは国民申聞鼓に受け付けたと公開したりもした。
その後、最初の書き込みは直ちに削除されている。だが、すでにSNSなどで拡散された状況だ。そのため、ネット上では「情けない」「処罰しろ」などの怒りの声が相次いでいる。
ただ、ナイフの写真は投稿者が撮影したものではなく、オンラインショッピングモールに掲載されたものを盗用したことが確認された。そのため、脅迫文もいたずらである可能性が高いと推定されている。
しかし、実際に危害を加える意思がないとしても、その対象が特定された場合、脅迫罪は成立する。当事者のNewJeansの立場としては、十分に恐怖を感じうる状況だけに、強力な処罰が必要だという声が高まっている。
先立って5日、所属事務所のADORは、NewJeansへの誹謗中傷に法的対応をすると明らかにしたことがある。「各種コミュニティサイトを持続的にモニタリングし、NewJeansのメンバーと関連した悪質コメント、逆バイラル(悪意的にデマを広めてイメージを毀損すること)、悪意的な誹謗、侮辱、デマの流布による名誉毀損などの行為に対して、把握してきている。特に最近、匿名性を利用してNewJeansに向けたレベルの高い悪性掲示文が増加したことも把握している」と伝えていた。
続けて、「民事・刑事訴訟など法的対応を準備中であり、この過程でいかなる場合も善処と合意はない」とし、「通常では摘発しづらい匿名コミュニティサイトの文に対しても、すべての手段と方法を動員して捜し出し、法的措置を進行する予定」と強調した。
(記事提供=OSEN)
◇NewJeans プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
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