韓国の有名トレーナーかつボディビルダーのファン・チョルスン（40）が、知人女性に暴行した容疑で裁判にかけられた。
5月23日、法曹界によると、ファン・チョルスンは今年2月に暴行、暴行致傷、財物損壊の容疑で起訴され、現在はソウル中央地裁・刑事2単独（パク・ソジョン判事）の審理で裁判を受けている。
ファン・チョルスンは昨年10月16日、全羅南道（チョルラナムド）麗水（ヨス）市のとある建物の屋外駐車場で知人女性と口論になった際、拳で女性の顔と頭を20回以上殴り、足で顔を数回蹴飛ばした容疑がもたれている。
また、髪の毛を掴んで車内に引きずり込み、助手席に座らせた後、さらに暴行を加えた。この過程で携帯電話を床に投げつけ、破損させた。
被害を受けた女性はその後、3週間の治療が必要な骨折などの傷害を負った。
ファン・チョルスンは去る2021年にも、喧嘩になった男性たちの携帯電話を床に投げつけ、破壊した容疑で罰金500万ウォン（日本円＝約57万円）の略式命令を宣告されている。
当時、警察はファン・チョルスンに暴行容疑を適用したが、被害者が処罰不願書を提出したことで、該当容疑は公訴権なしで不送致された。
なお。ファン・チョルスンは1983年9月1日生まれの40歳。身長178cm・体重115kgの体格を誇るトレーナー兼ボディビルダーで、2012年に行われたフィットネス大会「マッスルマニア・フィットネス・アメリカ・プロ」で世界チャンピオンに輝いた実績を持つ。
韓国国内ではtvNのバラエティ番組『コメディ・ビッグ・リーグ』で一躍人気を集め、2020年に4歳年下のフィットネスモデル女性と結婚。同年7月に第一子となる長男、翌2021年10月に第二子となる次男が誕生している。
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