ボーイズグループNCTのロンジュンが過激なファンとのやり取りを公開したが、それに対する反応が分かれている。
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ロンジュンは4月7日、有料ファンコミュニケーションアプリ「bubble」を通じて、過激なファンから受け取ったメッセージと自分の返信を公開した。
それによると、過激ファンはロンジュンに「アイドルたちが暮らすのがとても楽になった。お金はお金で稼ぎ、外見は外見で、恋愛はまた恋愛で行い、ライブは×のようで、いつも考えもなく、その前の世代のようにやる気もない。そのままのんびりと再び携帯電話をなくせ」と送り付けた。
このコメントに対してロンジュンは、「ネズミのように隠れてタイピングするのではなく、言いたいことがあるならば、顔を見ながら弁護士と一緒に話しましょう」と返信。弁護士の連絡先まで送りつけたのだった。
やり取りを公開したロンジュンは、「アイドルも人間だ。大変だということを感じる。とんでもないスケジュールのなかで生きてみたりして、判断しているのか。見えるものは当然、きれいで美しくなければならない。そうしてこそ、みんなでエネルギーを得ることができるから」と吐露した。
また「夢を熱心に追いかけていけば、いつかはお金もついてくるようになっている。世の中にお金を稼がない職業があるのか」と付け加えた。
そして「自分の人生をちゃんと生きていこう。関係のない人に触れないで、時間を無駄にしないで。その時間があれば、心を入れ替えて落ち着く方法から学べ。関係のない人に八つ当たりしないで」と締めくくった。
この一連のやり取りは有料アプリ内を超え、各種オンラインコミュニティにも拡散されて話題を集めた。ロンジュンの行動を見つめる反応は分かれている。
まず、ロンジュンの対応を毅然としたものとし、支持する人々だ。実際に「正しい言葉だ」「すっきりする」「どれだけ苦痛だったか」「芸能人も人間だ」と称賛する声が上がった。
一方で、ロンジュンがあまりに軽率だと指摘する意見も。「ファンを心配させるようなことをなぜ公開するのか」「自分も関係のない人に八つ当たりしていない?」「ファンと神経戦をしているようだ」といった反応があった。
そんな議論を意識してか、最終的にロンジュンは「申し訳ない」とし、「ここではファンと良い話だけしなければならないのに、考えが浅かった」と謝罪した。
◇NCTとは?
2016年デビュー。活動グループ、メンバー数の制限がないという新たなコンセプトを持った次世代K-POPグループ。日本、韓国、中国、台湾、香港、アメリカ、カナダ、マカオといった多国籍な23人で構成されており、日本からはユウタが所属している。これまで2016年に組まれたNCT Uを筆頭に、NCT 127、NCT DREAM、NCT2018、WayVなどの派生ユニットが誕生している。NCTは「Neo Culture Technology」(ネオカルチャーテクノロジー)の頭文字を取って名付けられた。
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