1988年生まれのイケメン俳優たちが、韓国の新作ドラマで活躍する。
まずは、イ・ミンホなどトップ俳優たちが兵役を務める間に存在感を発揮したパク・ソジュン(31)とチョン・ヘイン(31)だ。
“不動のキス職人”パク・ソジュンが『梨泰院クラス』で演じる熱血主人公とは?
2人はそれぞれ20歳、21歳で兵役の義務を終えてからデビューしたため、休まず演技活動に専念しながら主演級俳優に成長した。
パク・ソジュンは韓国JTBCの新ドラマ『梨泰院クラス』(原題)で、1年6カ月ぶりにドラマ復帰を果たす。同名のウェブ漫画(ウェブトゥーン)を原作とする同作で、熱血青年パク・セロイ役で新しい魅力を披露するパク・ソジュンの演技に、関心が集まっている。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(JTBC)で“国民的年下男子”との枕詞を付けられたチョン・ヘインは、tvNの新ドラマ『半分の半分』(原題)でドラマ復帰する。
これまでソン・イェジン、ハン・ジミンらトップ女優たちの相手役として専売特許の憂愁に満ちた眼差しと純粋なイメージを披露してきたチョン・ヘインは、昨年開催の『2019 MBC演技大賞』水木ドラマ部門で男子最優秀賞を受賞。今度は『半分の半分』で、女優チェ・スビンとどんなラブストーリーを描くか、注目が高まる。
本格的に俳優業を展開中の2PMテギョン(31)は、1月22日から放送予定のドラマ『ザ・ゲーム:0時に向かって』(原題、MBC)で主演を務める。
同作は、人の死に際が見える占い師と刑事が謎の殺人事件に巻き込まれ、秘密を暴いていくストーリー。テギョンは劇中、女優イ・ヨンヒ扮する刑事とコンビを組む占い師テピョン役を務める。
2014年の映画『結婚前夜~マリッジブルー~』以来、2度目の共演となる2人の絶妙コンビっぷりに期待が集まる。
2019年7月に除隊後、ドラマのオファーが絶えなかったキム・スヒョン(31)は、tvNの新ドラマ『サイコだけど大丈夫』(原題)で復帰を果たす。
ドラマ『プロデューサー』『太陽を抱く月』『星から来たあなた』などで“韓流スター”の仲間入りしただけに、復帰作にも期待が集まっているところだ。
青春のみずみずしさと成熟した男らしさを同時に醸し出せる30代前半は、俳優にとって黄金期のような期間だ。また、兵役が終わったため、俳優業に専念できる頃でもある。
とある芸能関係者は「30代になると20代の頃よりも視野が広がるし、考えに余裕ができ、表現の幅も広がるはずだ」と、彼らの今後の活躍に期待を寄せた。
◇パク・ソジュン プロフィール
1988年12月16日生まれ。韓国・ソウル出身。Awesome Ent所属。2011年にB.A.Pヨングクの『I Remember』ミュージックビデオで俳優デビュー。2012年のドラマ『ドリームハイ2』で本格的な演技活動をはじめ、2014年の『魔女の恋愛』で連ドラ初主演を務めた。主な出演作にドラマ『花郎<ファラン>』『サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~』『キム秘書はいったい、なぜ?』、映画『ミッドナイト・ランナー』(2018年日本公開)、『使者』(原題)、『パラサイト 半地下の家族』(カメオ出演)、『梨泰院クラス』など。
◇チョン・ヘイン プロフィール
1988年4月1日生まれ。FNCエンターテインメント所属。26歳だった2014年にドラマ『百年の花嫁』で俳優デビューを果たし、日本でも人気の『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』ではヒロインの初恋役として特別出演した。主な出演作にドラマ『刑務所のルールブック』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』『始動』(原題)など。
◇2PMテギョン プロフィール
1988年12月27日生まれ。JYPエンターテインメントで約2年半の練習生期間を経て、2008年にK-POPグループ2PMのメンバーとして歌手デビュー。2010年頃から俳優業も並行し、ドラマ『ドリームハイ』『本当に良い時代』『君を守りたい ~SAVE ME~』などに出演した。2018年に俳優専門マネージメント社51Kに移籍。俳優業は本名のオク・テギョンで行っている。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2007年放送のコメディドラマ『キムチ・チーズ・スマイル』で俳優デビューした。その後、2011年に出演した『ドリームハイ』を通じて知名度を上げ、『太陽を抱く月』『星から来たあなた』『プロデューサー』などで主演。出演ドラマのヒットと共に“新・韓流スター”として人気を博している。2019年12月にキーイーストと専属契約が満了し、自身が立ち上げた新会社GOLD MEDALISTに移籍。
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