歌手のBoAがプロデュースを担当した新グループ「NCT WISH」に対する愛情を示した。
NCTの初の日本拠点グループといえるNCT WISHは3月4日、ソウル龍山区でデビューシングル『WISH』の発売記念ショーケースを開き、新しいアルバムに対する話を交わした。
シオン、リク、ユウシ、ジェヒ、リョウ、サクヤの6人で構成されたNCT WISHは、「WISH for Our WISH」というキャッチフレーズのもと、音楽と愛ですべての人々の願いと夢を応援しながら一緒に叶えていこうという抱負を持ったチームだ。
この日のメンバーの紹介に先立ち、NCT WISHのプロデュースを担当したBoAがチームの紹介に乗り出した。メンバー選抜の過程から共にしたBoAは、プロデューサーとして音楽やパフォーマンスなどを総括し、NCT WISHのカラーを構築した。
BoAは「多くの方々が、私がプロデュースするという知らせに驚いたと思う。この友人たちは私の直属の後輩でもあるが、私が直接選んだ友人たちなのでさらに気になり、韓国と日本で同時に活動するチームなので、自分が活動した瞬間も思い出され、もっと上手くいってほしいという気持ちで参加することになった」と話した。
続けて「NCT WISHが良い音楽とステージで大衆を魅了することを願う気持ちだ。良質の音楽とコンテンツをお見せできるよう、成長を助けたいという気持ちでプロデュースを担当することになった」と明らかにした。
彼女はNCT WISHというチームについて、「NCT WISHのカラーは清涼だ。これから自分たちの願いと夢を叶えながら、多くの人々を応援していこうと思う。このようなチームのアイデンティティに合うよう、チームのメインカラーを清涼に決めた。多くの方々がより簡単に楽しめるように、デビュー曲はイージーリスニングを選択した」と説明した。
また、「既存のNCTが持つカラー、“ネオ(新しい)”も維持することに重点を置いている。多くの方々を一度に魅了できるよう、デモ段階から方向性を取っていった。イージーリスニングの音楽とは違って、パフォーマンスはエナジェティックな“ネオDNA”を持っていく。パフォーマンスを一緒に見れば、やはりNCTはNCTという気がするほどパワフルだ」と付け加えた。
最後にBoAは「清涼感と“ネオDNA”を備えたNCT WISHは、韓国と日本で同時活動する予定だ。グローバル市場を攻略する計画であり、この場から本格的な韓国活動を始める。多くの成長過程を繰り返さなければならない時期だが、これからどれだけ遠くまで進むのか、一緒に見守ってほしい。肯定的アイコンになろうとしている。私も良い方向に導けるメンターとして一緒に歩んでいく」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。
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