BTSのJUNG KOOKが国際レコード産業連盟(IFPI)の「2023グローバルシングルチャート」でトップ10入りした。
韓国ソロアーティストとしては、『江南スタイル』の歌手PSY以来、11年ぶりだ。
IFPIが2月26日(現地時間)に発表した「2023グローバルシングルチャート(Global Single Chart)」でJUNG KOOKは、2023年7月にリリースした初ソロシングル『Seven(feat.Latto)』で10位を記録した。
全世界8000以上のレコード会社を会員とするIFPIは、毎年レコード産業の動向をまとめたリストを発表する。その中で「グローバルシングルチャート」は、有料ストリーミング再生回数、シングルトラックダウンロード数などの数値を合算して順位を付ける。
今年はマイリー・サイラスの『Flower』、SZAの『Kill Bill』、ハリー・スタイルズの『As It Was』、テイラー・スウィフトの『Cruel Summer』などが同チャートを飾ったなかで、韓国アーティストとしてはJUNG KOOKが唯一チャートインした。
JUNG KOOKは初のソロ活動曲である『Seven』で、いきなりIFPIチャートを突破し、グローバルポップスターとしての存在感を示した。
IFPIの「グローバルシングルチャート」には、2012年にPSYが『江南スタイル』で韓国アーティストとして初めてチャートインし、2020年と2021年にはBTSが『Dynamite』と『Butter』で名を載せた。JUNG KOOKは、グループとソロ活動で同チャートに名を連ねた最初の韓国アーティストとなった。
なおJUNG KOOKは現在、兵役の義務を履行中。除隊予定日は2025年6月11日だ。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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