歌手兼俳優のパク・ユチョンが多額の税金を滞納していることがわかった。
12月14日、韓国国税庁が公開した「2023年高額・常習滞納者」リストによると、パク・ユチョンは譲渡所得税など計4億900万ウォン（約4090万円）を滞納した。
国税庁は同日、高額・常習滞納者7966人、不誠実な寄付金受領団体41団体、脱税犯31人の人的事項を公開した。俳優パク・チュンギュの名前もあった。
リスト公開対象は、今年3月から6カ月間の疎明期間を付与した後、国税情報委員会の議決を経て確定された。高額・常習滞納者は、滞納発生日から1年が過ぎ、国税が2億ウォン以上の滞納者を意味する。
国税庁関係者は「今後も誠実な納税の雰囲気醸成のために税法上の義務違反者リストを継続的に公開する」と強調した。
なおパク・ユチョンは2019年に麻薬容疑で懲役10カ月、執行猶予2年を言い渡された。以降、韓国での活動が難しくなり、海外でアルバム発売や公演などの活動を続けている。
2022年10月には主演映画『悪に捧げ』（原題）が韓国の劇場で公開されるとされ、パク・ユチョンの久しぶりのスクリーン復帰ということで注目を集めた。しかし劇場公開が白紙となり、動画配信サービスで公開されることになったりした。
◇パク・ユチョン プロフィール
1986年6月4日生まれ。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年7月、麻薬を使用した容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
■物議を醸したスターのなかで、パク・ユチョンだけが許されない理由
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