ボーイズグループFANTASY BOYSのマネジメントを担当しているPOCKETDOLスタジオのキム・グァンス代表が決断を下した。
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キム・グァンス代表は12月5日、「ユ・ジュンウォン君が過ちを悔いて東京コンサート前に戻ってくるならば、メンバーたちと議論して一緒に行く」と明らかにした。
続けて「法的な問題はあるが、制作会社PHUNKYスタジオ(POCKETDOLスタジオの傘下レーベル)を説得してすべての訴訟を取り下げる。そちらで払わなければならない弁護士費用も負担する。訴訟期間が長くなれば、ユ・ジュンウォンの未来に良くない影響を及ぼしそうだ。今日の午後中に、ユ・ジュンウォン側に連絡する」と付け加えた。
ソウル西部地裁・第21民事部は11月24日、ユ・ジュンウォンがPHUNKYスタジオを相手に提起した専属契約効力停止仮処分申請を棄却した。そのためユ・ジュンウォンは訴訟費用の全部と、相手側の弁護士費用まで負担することになった。
ユ・ジュンウォンはオーディション番組『少年ファンタジー』で最終1位に選ばれ、FANTASY BOYSのセンターとしてデビューを控えていた。
しかし正式デビュー前に無断離脱や収益分配の問題で揉め、FANTASY BOYSに合流することなく、制作会社を相手に専属契約効力停止仮処分申請を提起した。これに対して『少年ファンタジー』の制作会社PHUNKYスタジオも、ユ・ジュンウォンを相手に30億ウォン(約3億円)の損害賠償訴訟を提起した。
裁判所は、PHUNKYスタジオがユ・ジュンウォンに提示した契約内容の大部分が、文化体育観光部が告示する大衆文化芸術家(歌手)標準専属契約書に従ったものと見た。そのためPHUNKYスタジオがユ・ジュンウォンに無理な要求をしたとは見られないと判断した。
PHUNKYスタジオ側は現在、ユ・ジュンウォンを相手に提起した30億ウォンの損害賠償請求訴訟を準備中。PHUNKYスタジオ側が訴状を提出し、ユ・ジュンウォン側が弁護士を選任して答弁書を提出した状態だ。まだ弁論期日は決まっていないが、このまま進めば今年末から来年初めの間に本格的な訴訟が進行される予定だ。
なおFANTASY BOYSは、9月21日にミニアルバム『New Tomorrow』を発表して正式デビューした。予定されていた12人組ではなく、11人組でのデビューだった。
ユ・ジュンウォン側がキム・グァンス代表の提案を受け入れ、FANTASY BOYSに合流するのか注目を集めている。
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