韓国の人気タレントであるパク・スホンの実兄が横領容疑を一部認めた。ただ、兄嫁は公訴事実を全面否認した。
12月1日午前、ソウル西部地裁の審理で開かれたパク・スホン実兄夫婦の特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)違反嫌疑の第9回目の公判には、被告人であるパク・スホン実兄夫婦とパク・スホン側の弁護人が出席した。
この日、実兄のパク某氏は弁護士費用を横領したということに加え、不動産管理費を法人から引き出したという点も追加で認めた。 反面、パク・スホンの兄嫁のイ某氏は「私は専業主婦であり名義を貸しただけ」として疑惑を全面否認した。
パク・スホンの弁護人であるノ・ジョンオン弁護士は「実兄側が認めた横領疑惑は一部に過ぎない」とし「1カ月の管理費30万ウォン(約3万4000円)横領、弁護士費横領など2種類で計2000~3000万ウォン(約226万~3400万円)になると理解している」と話した。
ノ弁護士は「パク・スホンは両親証人尋問以後、心の傷が大きく特別な話をしていない」として「家族間紛争なのでストレスが非常に大きい。本当に言葉を慎んでいる」と伝えた。
先立ってパク・スホンは2021年4月、自身のマネージャーの役割をしてきた実兄夫婦がマネジメント法人を設立し、収益を一定比率で分配するとしたが、これを守らなかったとして検察に告訴状を提出した。
検察は、実兄のパク氏が2011年から2021年まで不動産買い入れの目的で11億7000万ウォン(約1億3260万円)、そのほかの資金無断使用9000万ウォン(約1020万円)、芸能会社のクレジットカード使用9000万ウォン(約1020万円)、告訴人個人口座無断引き出し29億ウォン(約3億2800万円)、虚偽職員登録を活用した給与送金手法で19億ウォン(約2億1000万円)などを横領したと見ている。
パク・スホンの両親は10月に行われた公判で、パク・スホンが妻のキム・ダイェ氏にガスライティングを受けたと主張した。
それとともに「私たちが30年以上も家事手伝いのようにケアしたが、私たちをストロー扱いして兄を泥棒に追い込んでいる」と話した。
パク・スホンは4次、5次公判に証人として出席し、実兄夫婦の厳罰を望むという立場を明らかにしている。
次の公判は来年1月10日14時に行われる。
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