2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。
気になるのは、かつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回はぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホンら“韓流四天王”に並ぶ人気を誇り、松嶋奈々子とも映画で共演したソン・スンホンについて紹介する。
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いわずと知れた韓流スター、ソン・スンホン。1996年に『男女6人恋物語』でデビュー以降、数々の青春ドラマで主演級を務め、2000年に主演した『秋の童話』は韓国で大ヒットを記録し、国民的ドラマとなる。
『秋の童話』はアジア各国で放映され、日本でも2002年に初放映。各局で何度も再放送され、今でも韓流ドラマの名作として人気が高い。
この『秋の童話』のヒットでアジア全域にその名を知らしめたソン・スンホンは、2002年に香港映画『クローサー』、2010年にはハリウッド映画の日本リメイクである『ゴースト もういちど抱きしめたい』に主演。『ゴースト』ではあの松嶋奈々子と共演した。
ドラマでも日本と縁がある。2012年には日本の人気漫画であり、TBS系列でドラマ化もされた『JIN-仁-』の韓国リメイク版である『DR.JIN』に主演している。
また、『男が愛する時』(2013年)、『師任堂、色の日記』(2017年)、『ブラック』(2017年)といったドラマや、『情愛中毒』(2014年)、『ミス・ワイフ』(2016年)、『第3の愛』(2016年)、『隊長キム・チャンス』(2017年)といった映画にも主演。ロマンス、時代劇、ラブコメディにアクションなど、さまざまなジャンルで現在も活躍している。
2019年にはドラマ『偉大なショー』にも主演するなど、現在もトップ俳優として活躍するソン・スンホン。今年で43歳となり、その演技力と存在感はますます成熟するばかりのようだ。
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