過去最高級のタッグが実現した。
BTS(防弾少年団)のVとNewJeansを作ったミン・ヒジン総括プロデューサーの組み合わせだ。
BTSメンバーの最後のソロとしてVが乗り出す。昨年からJ-HOPE、JIN、RM、JIMIN、SUGA、JUNG KOOKがソロアルバムを発表して活動に乗り出したなかで、VがBTSのソロの最後を飾ることになった。
彼がソロアルバムを発表するのは今回が初めてで、ミン・ヒジン総括プロデューサーとコラボする事実が明らかとなり、さらに期待を集めている。
所属事務所BIGHIT MUSICは8月2日、「VがADORのミン・ヒジン総括プロデューサーと手を組み、初のソロアルバムを出す。Vの提案でミン・ヒジンが総括し、音楽、振り付け、デザイン、プロモーションなど今回のアルバム制作全般を陣頭指揮する。現在、アルバム作業に拍車をかけている」と明らかにした。
Vとミン・ヒジンPDのタッグに、K-POPファンはワクワクするしかない。VはBTS活動で世界的にK-POPを代表するアーティストとして認められ、ミン・ヒジンPDは初めてローンチしたグループNewJeansを大成功に導いた実力者だ。
K-POP業界で今最も注目される2人の出会いであるだけに、グローバルK-POPファンの大きな関心を集めるものと期待される。
特にVが新しいプロデューサーと協力してソロアルバムを発表するという点も、やはり意味が大きい。
VはこれまでBTSとしての活動はもちろん、ドラマOSTやソロ曲、自作曲などを通じて音楽的にたしかな実力を見せてきた。ソロでは特有のハスキーながらも柔らかい音色で、ボーカル的な魅力を豊かに表現してきた。今回のミン・ヒジンPDとの作業は、そんなVの強みと魅力を最大化する作業になったものと予想される。
BTSとはまた違う、完全なVだけの魅力だ。
Vはソロアルバムについて、「僕の好みがそのまま入ったアルバムだ。見どころが豊富だと思う。BTS・Vとはまた違う、ソロ歌手Vの新しい姿を見ることができるだろう」と期待を呼びかけた。
そんなVの提案で手を組むことになったミン・ヒジンPDもやはり、「慣れたスタイルよりは私たちがやりたい音楽、上手く消化できる音楽に重点を置いた」と伝えた。
ミン・ヒジンPDは2022年にNewJeansをデビューさせ、K-POP業界に新たな風を吹き込んだ。従来のK-POPガールズグループの“典型”から外れたNewJeansは、デビュー直後からグローバル市場を席巻する人気を得ており、ミン・ヒジンPDの眼目と影響力が認められた。
次々と新しいことに挑戦し、成功を導いた人物であるだけに、Vとの作業も“新鮮さ”でファンを楽しませてくれるものと期待されている状況だ。
BTSメンバーの最後の公式ソロデビューで新しい姿を予告しているV。ミン・ヒジンPDとのシナジー効果がどんな結実を結ぶのか関心が集まる。
(記事提供=OSEN)
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。
■【写真】「美の暴力」BTS・V、“色気ダダ漏れ”のTシャツ姿
前へ
次へ