少女時代やRed Velvetを手掛け、SMからHYBEへと移籍したミン・ヒジンによる新ガールズグループに期待

2022年07月21日 K-POP

BTSやLE SSERAFIMらを擁する大手芸能事務所HYBE。そのCBO(最高ブランド責任者)ミン・ヒジンによる新ガールズグループが、ついに全世界に公開される準備を終えた。

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ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBEの新規レーベル「ADOR」の新ガールズグループの初公式コンテンツが来る7月22日に公開される。ミン代表がHYBEに移籍後、初めてローンチする新ガールズグループがいよいよ本格的にベールを脱ぐのだ。

新ガールズグループのコンセプトについてミン代表は、「彼女たちが披露する“音楽”が、そのままこのチームが追求するコンセプトでありカラーだ」と明らかにした。

SMエンタの大物アートディレクター出身

(写真=HYBE)ミン・ヒジンCBO

先立ってADORは7月1日、公式Twitterアカウントを通じて新ガールズグループと関連した映像を掲載した。その映像には、5羽のウサギが炎の間でスケートをしている姿が登場した。瞳の中がハート型のウサギのイメージは、ラブリーながらも独特の雰囲気を漂わせ、目を引いた。

これまでミン代表がSMエンターテインメントで披露してきた感性が、そのまま溶け込んでいるようだった。

(画像=ADOR)

ミン代表はSMエンタ在職当時、アートディレクターとして大きな成功を収めた。そのなかでも2013年に発売されたガールズグループf(x) の2ndフルアルバム『Pink Tape』のアートフィルムは、9年が過ぎた現在でもファンの間で語り草になっている。幻想的で童話のようなビジュアルの演出で高く評価された『Pink Tape』は、Melonが選定した韓国大衆音楽名盤100にも名前を上げた。

f(x)の他にも少女時代、SHINee、Red Velvet、NCTなど、SMエンタ所属の大多数のアーティストがミン代表のアートディレクションを通じて世界観を構築してきたといっても過言ではない。

(画像=SMエンターテインメント)f(x)の『Pink Tape』

そのため「ミン・ヒジン」の感性が好きだった音楽ファンは、ミン代表がHYBEに移籍して設立したADORがローンチする新ガールズグループに、大きな期待感を持っている。aespa、IVE、NMIXX、LE SSERAFIMなど、そうそうたるガールズグループが多数登場した最近だからこそ、ADORのガールズグループがどんなビジュアルコンセプトと音楽でデビューするのか、どんな成果を成し遂げるのかと注目されている。

大衆音楽評論家のチョン・ミンジェは、「ミン・ヒジン代表は自身の個性が明確でありながら、アーティストの個性をよく生かすほうだ。コンセプトの側面では、感覚的な小物の使用が記憶に残る」と話した。

続いて「ミン代表はポートフォリオにあまりにも顕著な作品が多い。そのため最初から制作を指揮したグループは、どんな姿を見せるのか、全般的に期待が大きい」とし、「特にコンセプトと同じくらい、音楽が好奇心を集めている」と、今回の新ガールズグループに対する期待感を表わした。

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