教師を“児童虐待”と通報した韓国の有名漫画家が一転、窮地に…世論は批判、テレビ界も損切り開始

2023年08月01日 話題

発達障害を抱える息子の担当“特殊教師”を、児童虐待の疑いで告訴した韓国の有名漫画家が四面楚歌に陥っている。

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批判と非難の中でも裁判結果を待ってほしいと言っていたが、特殊教師が復職したことで窮地に追い込まれている。にもかかわらず、一貫して口を固く閉ざしている状態だ。

7月31日、京畿道(キョンギド)のイム・テヒ教育監は「あるウェブトゥーン作家の発達障害の息子を虐待した疑いで児童虐待通報を受け、職位解除された京畿道のある初等学校の特殊教育教師を明日(8月1日)付で復職させることにした」とし、「今回の事件は教師個人の問題ではなく、京畿道教育庁の特殊教育システム全体を揺さぶりかねないと思う。これからは教師たちがこれ以上一人で対応しないよう、教育庁が機関レベルで対応する」と明らかにした。

教育庁も強い拒否感

(写真提供=OSEN)チュ・ホミン

イム教育監は続いて「事件の真相を究明する段階なのに、検察庁の“正式裁判を請求した”という理由だけで職位が解除されると、現場で使命感を持って特殊教育に臨む教師たちには大きな傷が、他の特殊児童、保護者の方々は大きな被害を受けるだろう」とし、「教師も専門職だが、特殊児童教師はその中でもより深い専門性を持った方々だ。今後、教育庁は真相が明白に究明されるまでは教師たちに対して無分別に職位解除をしない」と付け加えた。

先立って7月26日、映画『神と共に』シリーズの原作者として知られる漫画家チュ・ホミンは、自身の息子を担当する特殊教師を児童虐待で通報し、裁判が進行中だと明らかにしたことがある。

ユーチューブは登録者激減、テレビ業界も損切り開始

理由については「本人(担当教師)の授業中に発生したことではないにもかかわらず、私たちの子供に非常に適切でない言動をしており、これは明確に問題の素地があると考える」と述べている。

また「録音には単純訓育とは見難い状況が含まれており、大きな衝撃を受けたが、まずは主観的判断ではなく、客観的観点で問題があるかを判断するために外部諮問を求めた」とし、「両親が教師を酷く責め、そのストレスを児童にぶつけたという今出ている記事の主張は事実ではない。正確でない情報で、本事件の論点がぼやけているのが残念だ。現在、関連事案は裁判が進行されている状況だけに、教師の行為が正当な訓育だったのか、発達障害児童に対する虐待だったのかは、裁判結果が出るまで待っていただければありがたい」と主張した。

しかし、特殊教師の事件経緯書、保護者たちのインタビュー、嘆願書などが公開されたことで、チュ・ホミンの対処が過度だったという指摘が相次いでいる状態だ。その後、チュ・ホミンはSNSなどのコメント欄を閉鎖したが、31日にYouTubeチャンネルのコメント欄だけを再び開いた。

この問題により、テレビ業界も世間の顔色を伺っている。というのも、チュ・ホミンは漫画家だけでなく、複数の番組に出演するタレントとしての顔も持っているためだ。

チュ・ホミンの問題が表面化した当日に放送されたバラエティ番組『尻尾に尻尾を噛むあの日の物語』は、編集しなかったことで視聴者から袋叩きに遭ってしまった。この結果を受け、ウェブバラエティ『周期は旅行中』は公開を暫定的に中断し、8月4日に放送予定だった『ラーメンコンデサマーキャンプ』も中止が決まるなど、早くも“損切り”が始まっている。

そのほかユーチューブの登録者も急速に減少中だ。同問題が知らされる以前は58万4000人だった登録者は現在、56万7000人に減っている。4日間で1万人以上が“登録解除”を押した計算となる。

世論は日増しに悪化しているが、チュ・ホミン本人は最初の立場文以降、口を固く閉ざしている状況だ。通報した教師が復職したことで、何らかのアクションを起こすか注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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